【偏食なこども】環境の変化で食べられるようになります〜給食〜
今日は、子どもたちの偏食のお話です。
わが子は好きなものしか食べない、自分で食べないで困ってます、という親御さんはいませんか??
子どもたち、意外と園では、頑張ってます(^ ^)
今日はそんな頑張っているエピソードを紹介したいと思います☆
目次
先生見て!全部食べたよ!!

保育園の時のお話です。偏食が多いAちゃん。
苦手なものが多く、食べられるものがほとんどありません。
小さい頃からみていましたが、本当に普段何を食べているんだろうと疑問に思うくらい何も食べられません。
しかし、年少のクラスに上がる時に、周りのお友だちが給食を美味しそうにたくたん食べる姿をみて、少しずつ、彼女の挑戦がはじまります。
ある日、満面の笑顔で「先生〜!見て〜!全部たべられたぁ!」と空っぽのお皿を見せてくれました!
それ以降毎日、完食出来るようになったのです!
これには私も本当に驚きました。
歴代の先生方も「あの何も食べられなかったのAちゃんが?!」と驚かれていました。
小さな子どもたちが苦手な食べ物に挑戦する姿を見ると本当に嬉しくなります。
ご飯食べさせて!お母さ〜ん!Bくん

Bくんはとっても甘えん坊です。
年長になるお姉ちゃんがいます。入園前からお母さんに「甘えん坊のBですが、よろしくお願いします。」と言われてました。
毎朝、園バスでお姉ちゃんとやってきます。お姉ちゃんが必ず手を繋いで、部屋まで連れて来てくれます。
私も甘えん坊なことを知っていたので、色々と出来ないことは手伝っていました。
給食の時間になると、Bくんは一人でスプーンとフォークを使ってご飯を食べているので、給食は好きなんだなぁと思っていました。
そして、いつも残さずキレイに食べてくれています。
お母さんは色々と心配されていたので、電話でお話することも時々あります。その時、お母さんが、
「幼稚園では、自分で給食を食べてますか?家では、私が食べさせてあげないと食べないんです・・・。」
私は驚きました。「えっ?!幼稚園ではいつも全部一人で食べてますよ。」と答えるとお母さんも驚かれていました。そして、安心したようでした。
私は、小さくても、幼稚園では頑張ろうとするその姿に感動しました。お母さんは色々と心配されてましたが、甘えられる時に、たくさん甘えて欲しいとも感じます。
幼稚園に来ると、なんだか頑張れてしまう子、実は多いのです☆
食べること=生きること
生きる活力です。この生きていく活力、エネルギーはとても大切なことです。
子どもたちは環境の変化でかわります

この2人のエピソードですが、2人がチャレンジできた理由は何でしょうか?
これは環境の変化によって行動を変えることができたのです。
Aちゃんも同じです。
偏食でほとんど食べられませんでしたが、上のクラスになり、周りの子がたくさん給食を完食している。先生がそれを見て喜んでいる姿をみて、自分も頑張ってみよう!という意欲が出ました。
Aちゃんがかなりの偏食であることは、周りの友だちも知っています。完食したAちゃんの姿をみて、周りの友だちも喜んでいました。こうして、喜びを共有することで、Aちゃんももっと頑張ってみよう!という気持ちが芽生えたのです。
そして、Bくんは初めての幼稚園生活です。
いつもはお母さんにご飯を食べさせてもらっていましたが、幼稚園ではご飯を食べさせてもらっている子はいません。このことで、自分も頑張ってみようという意欲がでたのです。
気になる時は、いつでも先生に子どもの様子を聞いてください

2人のように、家だけでの環境よりも園生活の環境が増えることで、できないことができたりします。
しかし、普段での様子だけでは、中々わからないこともあるのではないかと思います。
そんな時は、担任の先生に遠慮せず、気軽に聞いてみてください。
2人のような嬉しい、感動エピソード、実はあります。
私自身も、親御さんになるべくお伝えするようにしています。そして、この感動を親御さんと共有することで、先生と親との共通理解も深まります。そして、子どもたちもまた成長に繋がります。
頑張れた時はたくさん褒めてあげてくださいね♫
子どもはお友達の影響で成長していくのですね。
お友達を見ることで僕も私も食べられるようになりたい!と強く思うのでしょうね。
お友達の存在は偉大ですね!
コメントありがとうございます!
友だちの力は偉大です(^ ^)
頑張ろうという意欲が芽生えてきます(^ ^)