【子どもの靴の選び方】正しいサイズを選び方教えます!

今日は子どもの靴の選び方のお話です。
子どもたちは、外で遊ぶことが多いです。毎日外で遊んでいると言ってもいいくらいです。
お母さん方も、子どもたちは、外で元気いっぱいに遊んで欲しいですよね。
そんな時、気になるのは、子どもたちの靴のサイズです。
しっかりと足にあったサイズの子が大半ですが、中にはぶかぶかの靴や窮屈そうな靴の子どもがいます。
そんな子どもたちはとても遊び辛そうにしているのです。
サイズの合わない靴を履いているとどうなるでしょうか。
目次
自分で履くことが出来ない。その理由は?

Aくんという男の子の話です。3歳になったばかりなのですが、登園してくると、靴箱の前で一人、ぼーっと座っています。
「Aくん、お部屋の靴に履き替えてね。」と声かけしても「できな〜い。できな〜い。」と足を投げ出すAくん。
「先生が途中までお手伝いしてあげるよ。頑張ってみようね。」とお部屋の靴を履かせてあげると・・・キツイッ!!
これは、自分で履くには窮屈すぎて無理だと思いました。
こんなに窮屈な靴を履いていると足にもよくないです。
自分で履きたくても履けなかったAくん。
3歳という年齢は、自我が芽生え、自分でやろうという意欲が出てくる年齢です。
靴のサイズが合っていないと、履きたくても自分で履くのは至難の業です。
すぐお母さんに靴のことをお伝えして、新しく購入してもらいました。
サイズの合わない大きい靴は転倒の危険があります

子どもたちの成長は著しいですよね。
足もすぐに大きくなります。
すると、何度も靴を買い換えるのもったいないし・・・少し大きめの靴でもいいか!と思うことはありませんか?
窮屈すぎる靴も良くないですが、大きい靴は転倒の危険があります。
Bちゃんという女の子がいました。
Bちゃんには、お姉ちゃんがいて、お姉ちゃんからのお下がりなのか、とてもブカブカの靴をいつも履いてました。
いつも歩きにくそうで、散歩に出かける時は、よく靴が脱げてました。
散歩は子どもたちも大好きで、楽しくなると、走ってしまうこともあります。
そんな時、一緒に手を繋いでいた友だちが走り出し、Bちゃんもついていこうとした時、靴が脱げて転んでしまいました。
転んだBちゃんは足を擦りむき怪我をしてしまいました。
きちんとサイズの合った靴を履いていれば、こんなことにはならなかったのです。
子どもの靴の正しいサイズを知りましょう

正しい靴のサイズって?どうすればわかるの?となりませんか?
子ども自身はまだまだ成長段階で、日々足のサイズも変化していきます。
○靴選びのポイント
その①
かかとのまわりがしっかりしているものを選びましょう。
かかとの骨をしっかり成長させるためにも、かかとのおさえがしっかりしているものが良いです。
かかとが大きい靴を履いていると、かかとの骨がしっかり成長しないのです。
足の変形・X脚、O脚、へん平足などの原因になります。
その②
つま先の部分が広くあいていて、指が靴の中で自由に動くものを選びましょう。
幼児期に指をしっかり動かすことが大切です。
窮屈な靴を履いていると、指の腱や筋肉、ふくらはぎの筋肉がきちんと発達しないままになります。
転びやすい、歩くとすぐ疲れるといったことにつながります。
その③
靴底が指の付け根部分の所でしっかり曲がるものを選びましょう
靴底があんまり硬いと前に進むための蹴りだしが上手くできなくなります。
柔らかめのものを選んでください。
これらの3点を基準に選んでみてくださいね(^ ^)
まとめ

いかがでしたか?
ポイントは
① かかとのまわりがしっかりしているものを選ぶ。
② つま先の部分が広くあいていて、指が靴の中で自由に動くものを選ぶ。
③ 靴底が指の付け根部分の所でしっかり曲がるものを選ぶ。
です。
値段で決めたり、お下がりをもらったりすることもあるかと思います。
しかし、子どもが思いっきり外でのびのび遊べるように、きちんと子どもに合った靴を正しく選んであげてください。
靴のサイズが合っていると、こどもたちも靴に違和感なく、気にせずに思いっきり走ったり遊んだりすることができます。
そうすることで、心と身体の成長に繋がります☆
子どもの成長は本当に早いから靴がきつくなっていることに気付けなかったり、大きめの靴を履かせて様子を見たりするお母さんたちの気持ちもわかります。
でも子どもは毎日成長しているからこそ、成長を妨げることや無用なストレスを感じさせないようにお母さんやお父さんはきちんと子どもとコミュニケーションを取って子どもの足に合ったものを選んであげたいですね。
コメントありがとうございます!
靴選びは本当に大切です。
足の成長に影響が出ないように、正しい靴選びをしてほしいと思います☆