子どもの褒め方〜上手に褒めて自信をつけさせよう〜

今回は子どもの褒め方のお話です。
よく、本やテレビなどにも子どもを褒めて育てましょう!と聞きますが、褒めてばかりでわがままにならないかな?変に自信過剰にならないかな?大丈夫かな?と心配になることはありませんか?
何でもかんでも褒めるのではなく、褒めるポイントがあります(^ ^)
今回は、何故褒めることが大切なのか、褒め方のコツ、年齢別での褒め方、やってはいけない褒め方を紹介したいと思います。
絶対にそうしなければいけない!などど思わないで、気楽な気持ちで読んでもらえたらと思います(^ ^)
目次
褒めることは成長過程で大切なこと
何事にも挑戦する気持ちを持つことができるようになる

子どもが何かに挑戦した時に、お母さんは嬉しい気持ちになると思います。
その嬉しい気持ちをそのまま、子どもに伝えてあげてください。
そうすることで、子どもは、お母さんに認めてもらえた!よし!もっと頑張ってみよう!という気持ちになることができます。
もし失敗したとしても、頑張った、その過程を褒めてもらうことで、もう一度頑張ろうという気持ちになります。
このもう一度頑張ろうという意欲や気持ちを持つことがとても大切なのです。
自己肯定感が育つ
大好きなお父さん、お母さんから褒めてもらうということは、子どもたちにとって、とてもら誇らしいことです。
大きな信頼を抱いている親御さんから褒めてもらうことで、自分に自信がつき、自己肯定感が育ちます。
時に失敗することがあっても、「一生懸命頑張っていたのを知ってるよ!」「応援しているからね!」などと励ますことで、また頑張ろうと思えます。
子どもたちは、自分のことをきちんと見てくれている親に愛されていると感じることができます。
自分で自分のことを大切な存在だと思えるようになります。
こういった経験の積み重ねがとても大切になります。
子どもの褒め方の4つのコツ

①小さなことでも褒める
朝一人で起きることができた、こぼさずご飯が食べられたなど、些細なことでも褒めてあげると、子どもたちは、自分のことをしっかり見てくれている!と安心することができます。
小さな変化を見逃さないのうにしてあげてください。
②結果より、物事の過程を褒める
成功した時ばかり褒めるのではなく、何かに挑戦して頑張った過程を褒めてあげましょう。
もし、失敗することがあっても、頑張った過程を褒めてもらう経験をすることで、挑戦したことが大切だと思えるようになります。
そして、もう一度頑張ってみよう!という気持ちが芽生えます。
③具体的に褒める
「偉かったね!」「頑張ったね!」だけでは、子どもたちは何に対して褒めてもらっているかわからない時があります。
「あの時の〜が頑張れていて、お母さんすごいなと思ったよ!」などと、具体的に説明してあげることで、子どもたちも何に対して褒めてもらえているのかわかりやすくなります。
④『ありがとう』『嬉しい』と気持ちを伝える
子どもが、自分からお手伝いをしてくれた時は、「お手伝いしてくれてありがとう」といった感謝を伝えることで、褒められた時と同じように自分の存在を認められたと感じます。
そして、感謝の気持ちを知ることもできます。
親が自分の成長を応援したり喜んだりする姿を見て、子どもたちは、「いつも見てくれている」「また頑張ろう」という安心感や意欲を持つことが出来て、自信にもつながっていきます。
年齢別の褒め方

0歳〜1歳
赤ちゃんは1歳になるまでに、たくさんの成長過程を経ていきます。
お母さんにとっては成長の一つひとつが嬉しいですよね。
その時に、「笑った顔がかわいいね!」「すごいすごい!上手にお座りできたね!」などと、拍手しながら笑顔で大げさに褒めてください。
そうすることで【喜んでもらえて嬉しい】【できて嬉しい】という喜びの感情を学んでいきます。
2歳
2歳頃までは無条件に何でも褒めていい時期になります。
子どもが「見て見てー!」と言って、自分で作った物や出来たことを見せようとする時は、褒められたい気持ちが隠れているのです。
この時は、しっかり褒めてあげてください。
そして気持ちを満たしてあげてください。
3歳
3歳は、その子その子の個性がでて来ます。
褒め方の方法を少しずつ増やしていきましょう。
3歳の子を褒めるポイントとしては、子どもの気持ちに共感することです。
『〜がしたくて、頑張ったんだね!お母さん知ってるよ』などと、具体的な言葉で伝えることで子どもも安心します。
その時は、否定的な言葉ではなく肯定的な言葉を使って、褒めてください。
4歳〜5歳
4歳~5歳児では本音で褒めるようにしてください。
心と言葉が発達しているこの時期は、本音でないことを見抜く子もいます。
「昨日はここまでだったけど、今日はこんなにできたね!」と、子ども自身の成長や変化がわたる褒め方をすることで、子どもたちも理解できていきます。
やってはいけない褒め方

これまで、年齢別の褒め方を伝えてきましたが、次はやってはいけない褒め方を紹介します。
このような褒め方はしないように注意してください。
お菓子やおもちゃで釣る
どうしてもお菓子などが必要な場合もあるかと思います。しかし、毎回お菓子やおもちゃのご褒美でつってしまうと、もらえない時にやらなくなる恐れがあります。
漠然と褒める
漠然としていて理由がわからりづらい褒め方は、子どもも褒められていることがわからなく、混乱してしまいます。子どもの行動に合った褒め方をしてあげましょう。
大人の望む行動をした時だけ褒める
大人の気分だけで褒めてしまうと、子どもは大人の顔色を伺うようになります。大人の言う通りにしないと褒められないと思い込んでしまい、自己肯定感も低くなってしまいます。
他の子どもと比べて褒める
他人と比べて褒めることで、他人に勝てば褒めてもらえると思ってしまいます。
劣等感や、間違った競争意識を持ってしまう可能性があるのでやめましょう。
結果ばかり褒める
努力した過程を褒めずに結果だけを褒めると、結果を出さなければ褒めてもらえないと思ってしまいます。
子どもにプレッシャーを与えてしまい、『いい子』のフリをする恐れがあります。
まとめ☆子どもの良いところを見つけて褒めよう

いかがでしたか?
褒め方にも、良い褒め方、良くない褒め方があります。
変に褒めすぎるのも良くありませんが、子どもが素敵なことをした時はたくさん褒めてあげてください(^ ^)
大好きなお母さんから褒められることが、子どもにとって、とても嬉しくて誇らしいことなのです♫
子どもの一番の理解者はお母さんです(^ ^)
状況を読み取って、上手に褒めてあげてください♫
幼稚園や保育園に通う年齢の子どもには具体的に褒めるというところがポイントなのですね。
私も何かでお手伝いしてくれたことに「ありがとう」と言うよりも「〜してくれて嬉しいよ」と具体的に褒めた方がいいと聞いたことがあります。
子どもだからと思ってしまいがちですが、きちんと何が良かったことなのかを説明してあげることが大切なのだと良くわかりました。
コメントありがとうございます!
子どもたちには具体的に褒めてあげると、理解しやすいです。
また、こちら側の気持ちもわかってくれます(^ ^)