【3歳】ご飯を食べるのが遅い子どもの改善方法☆
お母さんが一生懸命作ったご飯、なかなか食べてくれない・・・遅い!と困ることありますよね。
好きなメニューのはずなのに・・・何故なんだろう。
また、苦手だから遅いのかな・・・
なかなか食べてくれないと、モヤモヤ、イライラしてしまいますよね。
しっかり栄養バランスを考えて食べて欲しい。
好き嫌いしないで何でも食べて欲しいと思うのが親心だと思います。
食べるのが遅いのには原因があります。
目次
ご飯を食べるのが遅い5つの原因と対処方法

ご飯を食べるのが遅い原因として5つあります。
これらを一つずつ見て行きたいと思います。
お子さんにどれが当てはまるかわかれば、対処方法が見えてきます。
1.体調不良
普段、良く食べるのに今日はあまり食べないなあ・・・という時は、体調不良のせいかもしれません。
小さな子は、熱があってしんどくても、しんどいと大人になかなか伝えることができません。
中々食べないなあ、いつもと様子が違うなあという時は、熱を計ってあげるなどをして、もし風邪をひいているようなら、しっかりと休ませてあげましょう。
2・おなかが空いていない
もともとお腹がそんなに空いていない場合があります。
ご飯前におやつをたくさん食べていたりしませんか?おやつは栄養補助としてとても大切な役割がありますが、食べ過ぎて、ご飯が食べられなくなると意味がなくなってしまいます。
食べる量を調整してあげてください。
また、体をそんなに動かしていなくて、もともとそんなにお腹が空いていない場合もあります。
子どもの様子を見ながら判断しましょう。
3.苦手な食べ物がある
大人でも苦手な食べ物ってありますよね。苦手な食べ物があると、食べるスピードが落ちてしまいます。
苦手な食べ物をあえてたくさんお皿にいれるお母さんもいらっしゃいますが、食べるペースがなかなか進まない場合は、少量にしてあげてください。
それでも食べられない場合は、一口だけ頑張ってみて!と励ましてあげてください。
4.早く食べようとする気がない
もともとマイペースな性格で早く食べようという気がない子もいます。
早食いが良いというわけではありませんが、子どもの食べるペースをみながら、声掛けしてあげましょう。
そして、食事中は、食べ始めて20分あたりから満腹中枢が働き始めるので、どんどん食べるのが遅くなってしまいます。
食事の時間も気にしてあげましょう。
5.目の前の食事に集中が出来ていない
食事中にテレビがついていたりしませんか?
テレビがついていると、ついテレビに集中してしまい、食事をするという意識が薄れてしまいます。
食べることに集中が出来ていないと、食べる時間も長くなってしまいます。
食事中はテレビをつけないようにしましょう。
6.性格がのんびりしている
もともとの性格がマイペースでのんびりしていると食べるのもゆっくりな子がいます。
この場合、食事に関心がないわけではないので、様子を見つつ、食事する時間などを決めてあげましょう。
また、早く食べようねと声掛けすることで、余計に食べるのが遅くなることもあるので気をつけて下さい。
食べるのが遅い子どもの特徴

〇行動がのんびりしている
行動がのんびりしている子どもは、食べることもゆっくりであることが多いです。
本人にそんなつもりはなくても、大人から見ると、もう少し早く食べて!と感じてしまいます。
しかし、その子の性格なので、見守ってあげてくださいね。
〇まわりのことが気になる
食事に集中出来ずに周囲が気になってしまう子がいます。
パッっと目に入ったものが気になり、食事がおろそかになるのです。
私のクラスでも周りが気になり、食べるのが遅い子がいます。
部屋から、電車が見えるのですが、電車が通るたびに、「あ!電車!!」と言って手と口が止まってしまうのです。
遊びの環境では最高なのですが、電車が通るたびに食事する手が止まると、食べ終わらないので、給食の時間はカーテンを閉めることにしました。
すると、気になるものがなくなったので、落ち着き、集中して食事ができるようになりました。
このように環境を変えてあげることで、食べられるようになることもあります。
〇食べる量が少ない
もともと、食の細い子がいるかと思います。
食が細いと食べるペースもゆっくりになります。
すると満腹中枢が働き、お腹もいっぱいになりやすいのです。
その子の体質なので、ゆっくり食べることを見守ってあげましょう。
食事をしやすくする5つの方法

これまで、食事が遅い原因や対処方法、子どもの特徴を見てきました。
子ども達の特徴を見ながら、食事をしやすくしていきたいですよね。
食事をしやすくする5つの方法をお伝えします。
1.「おいしいね」と言いながら食べる
「おいしいね」という言葉は魔法の言葉だと思います。
この言葉を聞くと、何だか嬉しくなりませんか?
私自身、食べることが大好きなので、給食の時間はいつも「おいしいね!」という言葉を言っています。
この言葉を子どもたちも聞いていて、自然と「おいしいね!」と言っています。
すると、「おいしいね!」が「みんなで食べるとおいしいね!」に変わり、みんなニコニコしながら食べています。
お家でもお母さんが、「〇〇ちゃんと一緒に食べるとお母さんおいしいなあ。」など子どもに伝えてみてください☆
2.食べることに集中させる
食事中にテレビなどがついていると、食事に集中できません。
これは私の体験談ですが、子どもの頃、先に子どもたちだけで食べる習慣がありました。
その間、母は台所で家事をしているのですが、私達が食事している部屋には、テレビがあります。
夕食の時間は、子どものアニメが放送している時間帯です。
毎日テレビを見ながら、食べていました。
ある日、私と兄は、テレビに夢中になり、夕飯を全く食べずにテレビを見ていたのです。
そして、様子を見に来た母親に叱られて、食事を全部さげられたことがあります。
このように、食事の時間にテレビがついていると、子どもはテレビに集中しがちになるので、食事中はテレビをつけるのは控えましょう。
3.空腹を経験させる
夕飯前にお腹が空いたからといって、おやつを食べると、子どもはお腹が空いているんで、お腹いっぱいに食べてしまいます。
お腹いっぱいになると、もちろんご飯がたべられなくなり、食べるのも遅くなります。
おやつはおやつの時間を決めて与えることが大切になってきます。
夕飯前にお腹が空いたと子どもが言っても、もう少しで夕飯だから我慢してね。と伝えてあげてください。
4.食事の時間を決める
食べるのが遅いからといって、いつまでもダラダラ食べさせていると、子どもはさらに食べなくなります。
食べることが楽しくなくなる原因にもなってしまいます。
食事の時間を決めて、メリハリをつけてあげてください。
ここで気をつけたいのが、食事の時間を決めることで、苦手な食べ物をわざと残してしまうことです。
食べる時間が決まっていれば、その時間までやり過ごせば、苦手な食べ物を食べずにすむと思ってしまうことは、教育上よくないので、そのあたりは子どもの様子を見て、「これが食べられたらおしまいにしようね。」などと、子どもと決めてください。
5.完食を目指さない
親の思いとして、子どものために一生懸命作った料理は残さず食べて欲しいですよね。
しかし、【残さずきれいに食べる】ということを目指してしまうと、苦手な食べ物がある時は、子ども達も辛くなってしまいます。
食べることが辛くなると、今後も食べることが遅くなることがあります。
食べなくなってしまうと良くないので、【一口は頑張ってみようね】などと約束事をしてみてください。
そして、約束事が守れたら、たくさん褒めてあげてくださいね☆
食事の時間を楽しい時間にしてみましょう

食事は本来楽しむものです。
楽しく食事をすることで、食に興味を持ち、栄養となっていきます。
しかし、子どもが食べるのが遅い!ということで、大人がイライラし、子どももそれに対して嫌な気持ちになってしまうと、悪循環になってしまいます。
お母さん方も理想は子どもと楽しく食事をすることであると思います(^^)
それでは、どのようにすれば楽しむことができるのでしょうか。
〇一緒に野菜を育ててみる
お家の庭やベランダで家庭栽培をしてみることで、野菜が育つまで子どもと一緒に楽しむことができます。
また、苦手な野菜だと、出来上がるまでに愛着がわき、出来上がるまでの成長過程を見て、食べられるようになることもあります☆
〇お手伝いをしてもらう
毎日お手伝いをしてもらうのは、お母さん方も大変かと思うので、お休みの日に子どもに料理のお手伝いをしてもらうと、子どもも、自分がお手伝いしたんだ!という気持ちから、食べる意欲が出てきます。
お手伝いも是非、挑戦してみてください♪
〇家族の会話を楽しむ
食べるのが遅い子どもは、食事の時間が楽しいと感じていない可能性があります。
苦手な食べ物を残さずきれいに食べなければいけない・・・
なんだか面白くないし、嫌だなあ・・・と思っているかもしれません。
子どもが楽しく感じていない理由の一つとして、子ども一人で食事をして、お父さん、お母さんは後から食べるということが挙げられています。
毎日は難しくても、お休みの日などは、家族団らんで会話を楽しみながら、食事をすることで、食べるって楽しい!と感じるようになります。
できるだけ子どもと一緒に食べてあげてくださいね☆
一緒に食べることがどうしても難しい場合は、子どもが食べている時に話を聞いてあげたり、お母さんから会話をしてコミュニケーションをとってあげてください。
☆まとめ☆

いかがでしたか?
子どもがご飯を食べるのが遅い原因として
1.体調不良
2.おなかが空いていない
3.苦手な食べものがある
4.早く食べようとする気がない
5.目の前の食事に集中ができていない
また、食べるのが遅い子どもの特徴として
〇行動がのんびりしている
〇まわりのことが気になる
〇食べる量が少ない
これらの中で我が子がどの特徴にあてはまるのか見てあげて、お子さんと一緒に改善していき、食事をする時間を楽しんで欲しいと願います!
楽しい食事の時間になりますように(^^♪
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