【4歳・5歳子供が嘘をつく】追い詰めないで逃げ道をつくってあげることも大切です

今日は【子供が嘘をつく】お話をしたいと思います。

子供は天真爛漫で嘘はつかない・・・純粋だ・・・なんて言われる方もいるかもしれません。

私自身も、子供と接する仕事を始めるまでは、子供達は純粋だから大人を騙すような嘘はつかない・・・なんて思っていました(^-^;

しかし、子供達は純粋だからこと、時に自分を守るための嘘をついてしまうことがあります。

大人の私達でもつい嘘をついてしまうことありますよね?

子供達もそれと同じで嘘をつくことがあります。

子供が嘘をつく時

子供が嘘をつく時はどんな時でしょうか?

嘘にも2つ種類があります。

見逃して良い嘘と注意しなければいけない嘘があります。

見逃して良い嘘というのは、こうなって欲しいなという空想の中の嘘です。

例えば、ぬいぐるみが喋った、空を飛んだことがあるなどの可愛い嘘です。

子供には現実と空想の区別がつくようになるとこのような嘘はつかなくなるので、見守っていて大丈夫です。

今回のブログでは、注意しなければいけない嘘に視点を向けてお話したいと思います。

この嘘は、叱られないため、罰を逃れたいためについてしまう嘘です。

この嘘も大人が追い詰めたり、問いただそうとすると、かえってよくない時もあるので注意が必要なのです。

言いたがらない時には無理に聞き出そうとしない

知り合いのお母さんのお話です。

子供とお風呂に入った時に、背中に噛まれたあとを見つけました。

誰に噛まれたのか問い詰めても、答えませんでした。

そして、自分が噛んだとバレバレの嘘をついたそうです。

そこで、またお母さんが怒って、問い詰め、「○○君に噛まれた」と言ったそうです。

しかし、その後園に相談したお母さんによると、事実は違ったそうです。

噛まれたという○○君はその日園を休んでいたのです。

実際は、自分のお子さんが誰かに嫌なことをして、その反撃として噛まれていたのです。

噛まれた子の本当の名前を言うと、自分のやった悪い事もバレてしまうのが怖くて、嘘をついてしまったのです。

このように、「言いたくないなあ」と思っていることを問い詰められると、子供はするりと嘘をつくことがあります。

無理に口をこじあけようとしないで、「きっと、何かあるんだよね。話したくなったら教えてね」と言って、しばらくそっとしておくことも大切なのです。

【事例】ちょっとした嘘が大事に

私が新任の頃の話です。

別のクラスの話なのですが、年長組での話です。

A君という男の子がいました。

お母さんは、お仕事をされていて、A君はいつもおばあちゃんがお迎えに来てくれます。

お母さんが仕事から家に帰って来て、A君を見て驚きました。

A君の前髪半分が無くなっていたのです。

お母さんはすぐに、A君を問い詰めました。

A君は泣きながら「B君にハサミでやられた。」と言ったそうです。

それを、夕方、A君のお母さんが園に電話を掛けて来たのです。

これには担任の先生もビックリで、部屋の中でそんなことがあれば気づくし、A君もB君も何も言ってなかったと言われていました。

そして、名前のあがったB君、園でも有名な暴れん坊だったのです。

また、A君はB君に「先生には言うなよ」と脅してきたともお母さんに話していたそうで、お母さんは激怒しながら、電話をかけてこられていました。

親同士で話合いとなると大変なことになると思い、間に園が入ることになり、園から、B君のお家に電話を入れました。

B君のお母さんもビックリしてB君を問いつめ、B君はやってないと泣きながらお母さんに訴えていました。

それをA君のお母さんに伝えると、A君のお母さんは自分の子が嘘をつくはずがないと怒って、収拾がつかなくなり、園で話し合いすることになりました。

A君、A君のお母さん、B君、B君のお母さん、担任、園長、主任を交えて話し合いになるという騒動にまで発展してしまったのです。

しかし、事実は違いました。

A君は、実は家でハサミを使って遊んでいた時に、面白半分で前髪を切ってしまったのです。

思いのほか、自分の前髪を切りすぎ、それをお母さんに見つかって事実を話せば、怒られると思い、とっさにB君の名前を出してしまったのです。

B君名前を出すと、なんで先生に言わなかったの?

と、言われ、辻褄を合わせるために、「先生に言うなよと脅された」とまた嘘をついてしまったのです。

この件は、A君のお母さんがB君と、B君のお母さんに謝罪し、B君のお母さんも許してくださいました。

今回、A君のお母さんがA君を追い詰め過ぎなければここまで大事にはならなかったのではないかと感じました。

子供は、自分の保身で嘘をつくことがあります。

子供が嘘をついても、あまり追い詰めないことも時には大切です。

逃げ道を残してあげることも必要です。

普段から親に詰められていると、子供はよりいっそう、嘘をつくようになってしまいます。

☆おわりに☆

いかがでしたか?

嘘は時と場合によってはさらりと流してあげることも大切であることがわかったのではないでしょうか?

【嘘をつく】ということは、よくないことです。

しかし、自分を守るためについてしまう嘘も子供達にはあります。

今回のA君の話は、A君のお母さんがそこまで追い詰めなければ、そこまで大きな嘘にまで発展しなかったのではないかと思いました。

たらればの話になってしまいますが、子供を追い詰めて、すぐに園に電話しなければ、もしかしたら、A君本当のことを言っていたかもしれません。

余計に怖くなって、さらに嘘をついてしまったのではないでしょうか。

そして、嘘をついてしまっても、子供の人格を否定しないで、認めてあげて、子供の何故嘘をついてしまったかということを知ろうとすることが大切です。

子供とのコミュニケーションは、この姿勢を忘れなければうまくいきます。

このA君の出来事、私が新任だったというのもあるかもしれませんが、とても印象に残っています。

子供って自分を守りたくて、こういった嘘もついてしまうのだと感じた出来事です。

また、そんな嘘をつかなくても大丈夫なんだよと思ってもらえる大人になりたいとも思いました。

子供に信頼される大人になりたいですね(^^)

アバター

yuzu

yuzuです 大学を卒業後、幼稚園→一般職→保育園→幼稚園と働いてきました。 現在は、幼稚園で働いています。 経験年数は、今年で10年目です。 これまで300人以上の子どもたちを受けもちました。 保育者として日々感じることや伝えたいことをブログを通して発信していきたいと思います。

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