ヘリコプターペアレントとは?過保護になりすぎないために
今回はヘリコプターペアレントのお話をしたいと思います。
ヘリコプターペアレントって聞いたことありますか?
モンスターペアレントは聞いたことあるけれど、ヘリコプターペアレントって??
そんな疑問にお答えしたいと思います。
そして、うっかり予備軍になっている可能性があるかも??な人はご注意下さい!
目次
ヘリコプターペアレントとは?

ヘリコプターペアレントとは、上空を旋回するヘリコプターのように、子供のそばで、常に管理、チェック、鑑賞し続ける親のことです。
まだまだ認知度は低いようですが、つい干渉しすぎてしまう・・・
子供の行動が気になって仕方がないという方は、気を付けて欲しいと思います。
日本人の人間性として、きめ細やかさや、真面目さというものがあります。
このきめ細やかさや真面目な性格は長所ともいえる性格です。
しかし、子育てにおいては、それが短所ともなり、やり過ぎ育児になる恐れがあるのです。
モンスターペアレントとの違い

モンスターペアレントはご存じの通りよく知られています。
一時期かなり話題になりました。
モンスターペアレントとは、幼稚園や保育園、学校の先生などに理不尽な要求をしたり、無理難題を押し付けたりする親のことを言います。
どちらも自分の子供が大切という意識が根本にあります。
ヘリコプターペアレントは、そんな子供が辛い、しんどい思いをしないように先周りをしたり、親が過剰に手助けをしてしまうという特徴があります。
しかし、モンスターペアレントは、子供自身に対する働きかけというよりは、矛先が先生になるので、性質が少し違います。
うっかり過保護になっていませんか?

ヘリコプターペアレントは過剰な過保護でもあります。
ここまで、ブログを読まれて、「もしかしたら、私、予備軍かも??」と思われた方、ヘリコプターペアレント度のチェック項目があります。
〇子供がするべき決断を親がしていまませんか?
〇子供が解決するべき問題を親が解決していませんか?
〇子供が困っている時に必要以上に助けてあげていませんか?
これらの線引きはとても難しいかもしれません。
親なら、子供が困っている時は助けてあげたりしますよね。
子供が一生懸命、物事に取り組んで、それでも出来なかった時には手を差し伸べて良いのです。
しかし、子供の挑戦する機会を奪って、何でもかんでも先周りして親がやってあげてしまうことが、良くないことなのです。
親が先周りしすぎて子供の学びの機会を奪わない

過保護になりがちな親は、子供に対して、
〇子供に嫌な思いをさせたくない
〇子供に辛い思いをさせたくない
〇子供に不安な気持ちになってほしくない
という思いがあります。
それを先周りして解消してしまうことで過保護が発生してしまいます。
しかし、子供自身が【嫌だな】という気持ちは、子供の成長に必要不可欠なのです。
この【嫌だな】と感じることにたいして、自分自身で乗り越えることで生きる力がついていきます。
子供が持つ【負の感情】は恐れないで下さい。
それを乗り越えた時には、子供は一回り大きく成長しているのです。
☆おわりに☆

いかがでしたか?
ヘリコプターペアレントのお話でしたが、ヘリコプターペアレントというのがどういうものかわかりましたか?
もし、私、予備軍かも!?
と思われた方は、子供に対して、何事も先周りしすぎて子供の学びの機会を奪ってしまっていないか確認してみて下さい。
あまり過保護になりすぎないように、子供と一緒に伸び伸びと過ごして下さいね☆
最近のコメント