子供の外遊びは将来に良い影響を与える
今日は子供の外遊びのお話です。
子供達は外で遊ぶことが多いですか?
幼稚園では、分散登園2日目で、お天気も良く、子供達と園庭で思いっきり遊びました(^^)☆
友達と外で思いっきり遊ぶことが子供達も久しぶりだったようで、表情もキラキラしていて楽しんでいる姿を見て、私も嬉しくなりました。
外遊びは子供にとってとても重要な役割を果たしているのです。
幼児期の感覚運動

外で全身を使って遊ぶということにはメリットがあります。
走る、登る、隠れる、滑る、バランスを取りながら歩く、ジャンプするといった動作が色々と組み合わされることで、体の持つ機能をフルに使うことになります。
そして、基礎となる身体能力が自然に育つというメリットになるのです。
色々な体の動かし方をすることで、高さ、回転、逆向き、バランスといった感覚も養われます。
この感覚と運動がセットになった感覚運動的な体の動かし方は、全ての運動やスポーツの基礎となります。
特に発達するのが幼児期です。
6歳頃までに以下の感覚運動をしっかりさせることが大切になります。
〇高さ感覚
3歳まで・・・大人に高い高いしてもらう。
3歳~6歳・・・鉄棒、跳び箱、うんていで遊ぶ
〇回転感覚
3歳まで・・・タイヤブランコに乗る、抱っこで回転、椅子に座って回転する。
3歳~6歳・・・マット、鉄棒で遊ぶ。
〇振りの感覚(全身を揺らす感覚)
3歳まで・・・木馬、ブランコに乗る。
3歳~6歳・・・足掛けふり、懸垂ふりをする。
〇平衡感覚
3歳まで・・・ボールプール、エアートランポリンで遊ぶ、大人の背中に乗ってお馬さん遊びをする。
3歳~6歳まで・・・平均台歩き、片足相撲をする。
〇逆さ感覚
3歳まで・・・鉄棒にぶら下がる。
3歳~6歳・・・ブリッジ、倒立をする。
これらの感覚運動を遊びの中などに取り入れていくことで、体の動かし方を覚えていきます。
そして、小学校に上がる頃には、感覚運動の次の段階である身体運動的な体の動かし方(走る、跳ぶ、投げる、蹴るなど)が大きく発達していきます。
感覚運動的な部分は、後からでは中々身に付きにくいため、幼児期の間に鍛える必要があります。
公園や外に出かけた時、自然遊びの時に遊び感覚で楽しんで行うことをお勧めします(^^)♪
外遊びが多い子供は将来、年収が高くなる?

外遊びにはほかにも良いことがあります。
自然の中での外遊びが多いほど、自立的行動習慣が身に付いて、勉強が得意になり、大人になってから高収入になると言われています。
子供の頃の、自然体験や、友達との遊びが多い人は、大人になってからも【経験したことのないことには何でもチャレンジしてみたい】といった意欲、関心、モラル意識や、人間関係能力も高くなると言われています。
自然体験の多い子供は、困った時でも前向きに取り組む、わからないことは、そのままにしないで調べるなどの自立的行動習慣が身についていていきやすいのです。
☆おわりに☆

いかがでしたか?
自然の中で体を使って遊ぶこと、体を使った外遊びをすることが、子供の将来に良い影響を与えてくれることがわかりました。
それは、勉強が出来ることや、高収入になるということ以外にも、人としての資質を育てます。
豊かな生活や幸福感、満足感をもたらし、生きていくうえで大切な財産になっていきます。
そして、心の成長に繋がるだけではなく、家族や友達と自然の中や外遊びで楽しく過ごした経験は、子供にとって大切な思い出になります。
沢山の経験を子供のうちにすることが大切になりますが、無理矢理過度にやらせるといったことではなく、子供自身が楽しいと思える範囲で大丈夫です(^^)☆
子供が楽しそう!やってみたい!と思っていたら、是非、挑戦してみて下さい☆
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