孫を甘やかす祖父母への対応の仕方
今日は、おじいちゃんおばあちゃんが孫に対して甘やかしすぎてしまう時の対応の仕方のお話をしたいと思います。
おじいちゃんおばあちゃんからすると、孫はとても可愛い存在です。
友人の話でも、子供たちはおじいちゃんおばあちゃんが何でも言うことを聞いてくれるから我がままになってしまう・・・という悩みを話していました。
また、子供達からすると、おじいちゃんおばあちゃんは何でも買ってくれる!なんでも好きな物を食べさせてくれる!という存在だと感じている所もあるようです。
孫を可愛がってくれるのはとても有難いことだと思います。
しかし、親の本音としては、あまり甘やかさないで欲しい・・・と言いたい時もあるのではないでしょうか。
おじいちゃんおばあちゃんへの伝え方を紹介したいと思います。
目次
欲しがるおもちゃや物をどんどん買ってしまう時の対応方法

子供にとって、欲しいものを何でもすぐに買ってもらえる、ということに慣れてしまうと、感謝の気持ちが薄れてしまいます。
また特別感もなくなりますよね。
おじいちゃんおばあちゃんには、「おもちゃや物を買ってもらったことに対して、きちんと感謝の気持ちが持てる子になって欲しいので、時には我慢させるという環境も一緒に作ってもらえますか?」
と、一緒に子供に対してしつけへの協力をお願いすると、言いやすいかと思います。
また、「おもちゃが沢山あるので、ひとつの物で集中して遊ばなくなって困っています・・・。」と悩みを伝える形でおもちゃを何でも買い与えないでほしいという気持ちを伝える方法もあります。
お菓子や好きなものを何でも与えてしまう時の対応方法

親にとって子供の食べるものには気を配りたいかと思います。
祖父母世代との食に関するギャップがあります。
小さい内は甘いお菓子を食べさせたくない、大人の食べ物を食べて欲しくない、食品添加物は摂らせたくない・・・など色々あるかと思います。
しかし、構わずにどんな食べ物でも与えてしまうおじいちゃんおばあちゃんの対応は内心はらはらするのではないでしょうか。
そんな時には、きちんとお母さんの食に対する考え方を伝えてみて下さい。
「こういうものを沢山与えすぎると、こういった悪影響があるので、なるべく控えたいと考えています。」
「今の年齢でこれを食べさせるのは早いと思っています。」
「お菓子を食べ過ぎてしまうと、夜ご飯が食べられなくなるので、栄養的に心配になります。」
など、思っていることをしっかりと伝えた方が良いです。
また、はっきり伝えることが、難しい場合は、第三者話法で、「テレビで(有名な教育者が)そう言っていたので、そうしたいと思っています。」などと伝えることも、一つの方法です。
甘やかしすぎると【自立心】が育たなくなる

おじいちゃんおばあちゃんが孫を甘やかしすぎると、孫への教育としてもよくないのです。
甘やかされすぎて成長した子供は、世の中は甘いもので、何をしなくても、誰かが助けてくれる、と思うようになってしまいます。
困った時は、おじいちゃんおばあちゃんの所にいけば助けてもらえる・・・。
また親とおじいちゃんおばあちゃんを比べて、自分にとって都合の良い方を選ぶようになってしまいます。
すると、何でも自分自身で挑戦してみよう!という自立心が育たなくなってしまいます。
子供を甘やかしてくれる存在は実は必要である

孫を甘やかすおじいちゃんおばあちゃんへの対応を紹介しました。
一方で甘やかしてしまいたくなる、おじいちゃんおばあちゃんの気持ちを理解することを忘れてはいけないです。
おじいちゃんおばあちゃんは、孫を甘やかすことで、孫への愛情を表現しているのです。
親は、子供に対して責任と期待がある分、どうしても厳しくなってしまったり、余裕がなくなったりして、子供の本当の気持ちに気づかないこともあります。
なので、子供の気持ちを笑顔で受け止める存在、時には子供の逃げ場でなる存在というのは重要になります。
☆おわりに☆

いかがでしたか?
孫が可愛くてつい甘やかしてしまう、おじいちゃんおばあちゃんに対しての対応方法のお話をさせてもらいました。
そして、【甘やかしすぎ】はよくないですが、適度に甘えさせてくれる存在は必要であることがわかりました。
その時その時で、判断して対応していけると良いですね(^^)☆
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