【命の大切さ】子供にわかりやすく教えるには?

今日は【命】の話をしたいと思います。

子供には命を大切にする子に育って欲しいですよね。

最近、私の受け持つクラスで命について子供たちが考える機会がありました。

事例にその話もいれながらお話していきたいと思います!

命を知る

一言に【命】と言っても、子供にどうやって伝えよう?となります。

命はかけがえのない、尊いものと教えられていても、子供自身が実際にそれに直面しなければ、ピンと来ないかもしれません。

また、命がかけがえのないものだから大切にしよう、尊い命だから大事にしようという気持ちが芽生えていなければ、実感することも難しいです。

これらは、幼児期、学童時期の心の育み方が重要になってきます。

ゲームの世界と現実の世界

子供にとっては、「死」と「寝ている」「目の前からいなくなる」「永遠の別れ」などの違いをきちんと理解するのは、まだ難しいかもしれません。

最近では、ゲーム機の普及で人が簡単に死にます。

それをリセットすれば簡単に生き返る、というバーチャルの世界を身近に感じている現代の子供達は、さらに死というものをしっかりと実感できない子が多くなってきています。

今の時代では、ゲーム機に全く触れないで、子供を育てるというのは、中々できることではありません。

しかし、なるべく自然に触れて遊ぶ時間を長くして、ゲームの時間を短くしたいものです。

自然の中での命の尊さに触れる

自然の中で遊んでいると、うっかりダンゴムシやアリを踏みつけてしまった・・・というような経験はありませんか?

その時に命への理解や心が育まれていないと、面白いと、さらに踏みつけるような行動にでる子供もいます。

このような場面では、命について教えるチャンスになります。

先日、年長クラスで命について考える機会がありました。

【事例】昆虫大好きA君

カミキリムシ

年長クラスで、昆虫が大好きなA君がます。

クラスの中に一人は昆虫博士のような子はいませんか?

A君もそんなタイプの子です。

園に虫がいればすぐに図鑑を持ってきて調べます。

別のクラスの先生が大きなカミキリムシを捕まえたので昆虫が大好きなA君にくれました。

A君は大喜びで、図鑑でカミキリムシを調べはじめました。

私も初めて見る大きなカミキリムシで、他のクラスの子供達も集まって観察していました。

一日中、見たり触ったりして、観察していたので、カミキリムシも少し弱ってしまっていました。

可哀そうだから、みんなが帰る前に自然に返してあげようねと伝えて返しました。

そして翌日のことです。

昨日返したカミキリムシが、力尽きて死んでいました。

A君にそのことを伝えるとA君はそのカミキリムシをまた部屋に連れてきて、色々な先生に見せていました。

この時のA君はニコニコしていたので、まだ死というものが理解出来ていませんでした。

触覚を持って動かしたりして「動くよ!」と私に伝えてきたので、「A君、そのカミキリムシは死んでいるから、土に埋めてお墓を作ってあげよう。」とA君に言っても、A君はカミキリムシをずっと持っていました。

外遊びの時に、A君にカミキリムシのお墓を作ることを伝えてやっと納得してくれ、みんなでカミキリムシのお墓を作りました。

カミキリムシを土に埋めて「カミキリムシさんが天国にいけますように・・・」とみんなで手を合わせました。

すると、A君の様子が急に変わりました。

とても考えむ表情から急に泣き出しました。

理由を聞くと、カミキリムシが死んでしまって悲しいと教えてくれました。

A君は土に埋めたカミキリムシと、みんなで天国へ行けるように手を合わせたことで、死を理解しました。

A君は悲しい気持ちが中々収まらなくて帰るまでずっと泣いていました。

友達も心配していたので、ここで私は【命】の話をしました。

実体験をしていたA君や他の子供達も真剣な表情で聞いてくれていました。

私はこの時、ただ言葉だけで、「命を大切にしましょう」と伝えるだけよりも、今回のような命に触れる時に命の大切さを伝えてあげることが、子供達にも命について考えてくれるのだなと思いました。

今回は虫にも命があること、捕まえたら、見たり、観察はしてもいいけれど、飼わないなら逃がしてあげることを伝えると、みんな虫を捕まえても乱暴に扱わなくなりました。

身近な人の死に触れた時

今回は昆虫の死でしたが、祖父母などの身近な人の死に遭った時、弔いともに、自分自身の命は多くの人の命をつないで、頂いたものである、ということを子供に伝えていきたいですね。

お父さんとお母さんからあなたが生まれてきたこと

そのお父さんとお母さんは、

それぞれのおじいちゃんとおばあちゃんから生まれてきたこと

誰が欠けても、今のあなたが存在しないこと

子供には少し難しいかもしれませんが、命を考えるきっかけになって欲しいと感じます。

☆おわりに☆

いかがでしたか?

今回は【命の大切さ】のお話でしたが、私自身今回の事例のようなことがあり、とても考えさせられました。

大人である私達にとって当たり前なことが子供達にとっては初めての経験であったり、初めて目の当たりにしたり・・・

今回のA君のことは、A君はまだ命や死が理解するのは難しいんだなと私自身が決めつけてしまっていました。

しかし、この瞬間に命や死を理解したことに対して、これが学ぶということなのだなと思いました。

命の大切さは普段の生活でも、草花に水をあげて大切に育てる、飼っているペットを可愛がるなど、命のあるものへの接し方で、子供達も命の大切さを学びます。

日常生活の中で命を大切にする心を育んでいってほしいと思います(^^)☆

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yuzu

yuzuです 大学を卒業後、幼稚園→一般職→保育園→幼稚園と働いてきました。 現在は、幼稚園で働いています。 経験年数は、今年で10年目です。 これまで300人以上の子どもたちを受けもちました。 保育者として日々感じることや伝えたいことをブログを通して発信していきたいと思います。

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