【子供】熱中症予防・マスクの使い方に注意!
2020年は新型コロナウィルスの影響で、マスクの生活が浸透してきました。
今では、マスクをしていない人の方が少ないのではないでしょうか。
私自身、マスクをつけることが元々好きではなく、コロナウィルスが流行る前までは、よっぽどのことがない限り、マスクは着けていませんでした。
しかし、外出中や密な場所で感染予防のためにマスクを着けることが日常化してきました。
今ではマスクをつけていない人を見る方が違和感を感じるくらい生活の一部分になっています。
そして、それは子供達も同様で、マスクをつけて登園・通学する姿を目にするようになりました。
そこで、現在、夏真っ盛りの中、マスクをつけて外出するのが危険であるという話も出てきています。
目次
夏のマスクは要注意!

今年の夏は特に猛暑で、それに加えてコロナもあるので、マスクをつけて外出することが増えるかと思います。
マスクをつけていると熱がこもり、より熱中症になりやすいのではと心配する声も多いのです。
実際、スポーツ庁では、体育の授業でのマスクの着用は必要ないと見解を示しています。
また、日本小児科医会では、2歳未満の子供にマスクは危険であると呼び掛けています。
熱中症のリスクが高まる
マスクをつけることにより、熱中症になりやすくなると言われています。
マスクをつけていると、30度の気温の場所に居たとしても、口の周りの温度は、5度から10度ほど高くなると言われています。
暑い時には熱を放散させて体の体温を下げようとします。
しかし、マスクをつけていることにより、それが難しくなってしまいます。
気温が熱い時には体の中の熱を放散して体の温度を下げますが、それが出来ないと、体の体温がどんどん高くなってしまいます。
それに加えて、マスクをつけていると、口の中がいつも潤っていて乾燥していることが感じにくいため、水分を補給しようという意識が薄まります。
そうなると、脱水になり、体の温度がより下がりにくくなって、熱中症になりやすくなる危険性があります。
子供にマスクは必要なのか?

子供にマスクは必要なのかという議論もよくテレビなどでも聞きますね。
熱中症などのリスクも考えて、乳児には必要には必要ないと言われています。
幼児も絶対につけなければいけないということもないと言われています。
しかし、マスク着用によるトラブルを考えておく必要があります。
今の時点で、日本で子供のコロナ感染症の感染による重症化の報告がないので、マスクは絶対に必要という状況ではないのです。
かといって、ソーシャルディスタンスを保てない場合や、人混みの中にやむなくいかなければいけない場合、マスクは着用したほうがいいです。
マスクの使い方に注意しよう

マスクは、自分の唾液や唾が飛ばないようにしっかり距離を保つことが出来るのであれば、着ける必要なないと言われています。
マスクを着けっぱなしにしていると、かぶれの原因にもなり深刻な問題にもなっています。
子供が嫌がる場合は無理してつけなくて良いのです。
外遊びの時は必ずマスクを外そう
これは、私自身も体験して感じましたが、外で遊ぶ時は必ずマスクを外して欲しいです。
今の時期、ただでさえ暑くマスクをしたまま外で遊ぶ行為は本当に危険です。
そして、子供達も順応性が大人よりあることと、大人からマスクは外してはいけないと言われていることが多く、こちらから声を掛けないとマスクをつけたまま遊んでいることが多いのです。
友達と遊んでいると楽しくなり、走り回ることもあります。
そんな時、マスクを着けたままでいると熱がこもってしまい、それこそ熱中症になって倒れてしまいます。
大人が必ずそばにいて、マスクをつけたまま遊んでいたら外すように声を掛けてあげて下さい。
そして、小まめな水分補給と、なるべく日陰で遊ぶようにしましょう。
体調の変化に気をつけよう

マスクをつけたままで遊んでいると、体調の変化にも気づきにくいです。
唇の色や、顔色から体の異変にも気づきやすいのです。
そこをマスクで覆い隠していると、体調の悪さを発見できない危険性もあります。
☆子供が熱中症にかかった時の症状は?
子供が熱中症にかかった時は、気分が悪くなったり、頭が痛くなります。
その他にお腹が痛くなったり、めまいがしたりなど、いつもと違う様子が出てきます。
おしっこの回数や量が減ったり、熱が上がってきたり、体から汗が出にくくなってきたり、体調不良を訴えるようであれば、注意が必要です。
大人の問いかけに答えられない場合はすぐに受診して下さい。
自分で水分が補給出来そうな時は、すぐに水分を摂って涼しい場所でゆっくり寝かせてあげて下さい。
☆おわりに☆

いかがでしたか?
この夏はまだまだコロナも感染者が増えている状態で、気をつけたいところですが、熱中症にも十分気をつけて欲しいと思います。
プールの中や海で遊んでいたり、室内にいても熱中症は起こります。
普段、マスクをつけている生活が当たり前になっていますが、周りに人がいなくて、十分にソーシャルディスタンスが守れる距離なら、外に居てもマスクを外して熱中症対策も心がけて下さい。
コロナウィルス以上に熱中症もとても危険です。
最悪の場合命を落としてしまう可能性もあります。
この夏は、コロナと熱中症、そしてマスク着用と重なってしまっているので、周りの大人たちが十分に気を付けてあげて欲しいと思います。
小まめに水分補給をして、体を冷やして、この夏を乗り切りましょう!
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