【食育】食べることに興味を持つには?
食育という言葉はもう誰でも聞いたことがあるのではないでしょうか?
子供達に対して、【食育】の大切さはどこでも言われるようになり、親御さん達も食に関しては子供には良いものを食べさせてあげたい!
と思われている方も多いのではないでしょうか?
今回は家庭でどのようなことをしていけば良いのかお伝えしたいと思います!
目次
食べることは生きること

農林水産省では食育とは、生きる上での基本とされています。
食に関する知識や食を選択する力を習得すること、健全な食生活を実現することができる人間を育てること、という指針を出しているのです。
睡眠や呼吸をすることと同じように、【食べる】ということは生きる上での基本になります。
【食】を重要視している理由には、ここ最近で食に関連した問題が多く増えているからです。
生活習慣病やダイエットによる栄養不足、外食による栄養の偏りなど、食が豊かになったことで新たに問題が出てきたのです。
こうして、世の中では。食への習得知識や自分にとって必要な【食】を選択する力を育てていくことに意識が向きました。
そして、食育という概念が出来たのです。
『こ』食が増えている

こ食という言葉は聞いたことはありますか?
最近目立ってきた問題として、【こ食】が挙げられています。
6つの【こ食】が言われています。
孤食・・・一人で食事をすること
個食・・・自分が好きな物を別々に食べること
固食・・・好きな物しか食べないこと
小食・・・食べる量が少なすぎること
粉食・・・パンやパスタなど粉を使った主食だけ食べてしまうこと
このブログを読んで下さっている方は当てはまるものはありますか?
家庭の中でこれらの【こ食】が日常的に行われてしまうと、子供達はより食事に興味を示さなくなってしまう恐れがあります。
子供達に食や食事に興味が持てるようになるためにも、これらのことは避けていきたいですね。
子供も大人も食事は大切

食育は特に子供に大切なことだと思われがちですが、これは、大人にとってもとても重要なことなのです。
食事によって身につけていきたい食べる力は、生涯必要なものです。
そして、大人たちが培ってきた食べる力というのは、子供たちへと受け継がれていくのです。
子供の時に基礎をつくる
乳幼児期は、離乳食を通じて、食べるということへの欲求や楽しさに気付いてもらうことが大切です。
給食が始まれば、バランスよく食べることの大切さや、自分で食を選ぶことを覚えていきます。
大人になると、自分自身で健康的な食生活を実践したり、子供に教えていく責任が生まれてきます。
老年期になると、自分の体調に合わせて健康を維持していく食生活や、栄養不足を防ぐ食事の選び方が大切になっていきます。
食べることで身に付ける力
食育とは、食事が自分にとってどれだけ重要なのか、楽しいものか理解することです。
そして、食事をすることで体だけではなく、心も健やかに保つことを学ぶことが大切です。
そして、健康を維持するための食材を選んだり、調理する力も必要となってきます。
その他にも、家族や友達と一緒に食べる時間を共有する、作られるまでの過程を知って、食材に感謝することも大切です。
家庭で実践できる食育

食育がこれだけ大切であると言われていると、食育のために何か特別にしなければいけないのではないか・・・と思う必要はありません。
毎日、少しずつ子供達に、食に対しての意識を持ってもらうことが何よりも食育となります。
買い物や料理
普段の買い物で子供達と一緒に行ってみましょう。
お菓子や総菜ではなく、原料になる肉や魚、野菜などの生鮮食品を見にいきます。
機会があれば、魚の切り身だけではなく、丸ごとや生け簀のある市場へ連れて行くのも良いですね。
そしてその後は一緒に料理をします。
食事出来る目での過程での労力の理解や、食材への感謝の気持ちが育つようにしてあげて下さい。
食事中に出来ること
家族の食卓では会話が出来るように、テレビはつけないようにしましょう。
どうしても観たい時は、家族で楽しく会話が出来るようなバラエティやニュース番組を見るようにしてみて下さい。
もし、夕食での食事の時間が合わない時は、朝食は家族で食べる・・・など工夫をしてみて下さい。
食材を育てる
ベランダやキッチンなどで野菜を育ててみましょう。
簡単に野菜のヘタの再生でも良いです。
可能なら、家屋で芋ほりや果物狩りに行くのもお勧めです(^^)☆
☆おわりに☆

いかがでしたか。
食育とは、身近なことで沢山のことが学べます。
大がかりなことをしなければいけない・・・と考えないで、簡単なことから始めてみて下さい。
そして、身近なことから始めて、それを毎日続けることが大切になります。
出来れば、家族みんなで取り組みたいですね♪
子供達と一緒に、楽しい食育ライフにして下さい♡
食育のブログで野菜嫌いの子供に対しての対応の仕方も書いています
こちらです↓↓
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