【ヘルプマーク】サポートを必要としている子供がいます
みなさんはヘルプマークを知っていますか?
周りにヘルプマークを使用されている方がいらっしゃらなければ、見たことがない方もいるかもしれません。
最近では、電車のつり革のところの広告などでも見かけるようになりました。
今日はヘルプマークのお話をしたいと思います。
目次
ヘルプマークとは?

ヘルプマークとは、援助や配慮を必要としていることが、外見からは分からない方が、周囲に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるように作成されたマークなのです。
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方や、発達障害、知的障害がある方などは、外見からは障害の有無がわかりにくいことが多いです。
体が疲れやすくて優先座席に座っていたら、白い目で見られたり、元気そうに見えるのに突然倒れてしまって驚かれたりするようなことがあるのです。
このような方達は、援助や配慮を必要としていることが外見からは分からないので、周囲の人の理解が得られにくいのです。
苦しい思いをしていたり、体調の急変や災害時に、適切な対応を受けられるかどうかを不安に思っていたりします。
そんなこともあって、周囲の人達に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるような意思表示の形として、ヘルプマークが出来たのです。
ヘルプマークを使用しての実際の現状は?

知人Aさんの場合
私がヘルプマークを知ったのは、知人の方がヘルプマークを付けられていたからです。
まだまだ認知はされていないようで、ヘルプマークを付けていて、優先座席で座っていると嫌な顔をされたり、席を譲ってもらえなかったりするそうで、辛い思いをされています。
ヘルプマークの存在を知っている方がいらっしゃる時には、座席を譲っていただけるそうでした。
友人Bさんの子供の場合
友人には、4歳の子供がいて、その子は自閉症と診断されています。
家族はその子の性質を十分に理解しているので、家の中ではゆっくりと過ごすことが出来ます。
しかし、外に出かけると、周りの人には一見、自閉症であるとはわからないので、周りからは心無いことも言われたりしたこともあるそうです。
発達障害は最近ではよく耳にするようになりましたが、まだまだ理解が必要な所があります。
友人は、ヘルプマークの存在を知って、外出する時には、ヘルプマークを子供につけてあげることで、この子は援助が必要な子供なのだなと、少しずつ理解してもらえるようになったそうです。
2つの例を出させていただきましたが、ヘルプマークは時として、援助が必要
ヘルプマークの使い方

実際にヘルプマークを使用したい時はどうすれば良いのかお伝えしたいと思います
ヘルプマークの受け取り方
原則として、ヘルプマークを受け取るにあたって、障害者手帳、書類の提示は一切必要ありません。
ヘルプマークを必要な方達が、スムーズにマークを利用できるようにするために、配布に関しても配慮がされています。
配布場所は、各自治体のホームページなどで確認してみてください。
ヘルプマークの使い方
ストラップタイプのヘルプマークには、裏面に緊急連絡先や、必要な支援内容を自由に記入して、かばん等の人目につきやすい所につけるのが一般的な使い方です。
外見からわかない障害などがある方は、ヘルプマークをつけることで、何らかの事情があって、配慮を必要とすることを伝えられます。
☆おわりに☆

いかがでしたか。
ヘルプマークをつけている人は大人、子供関係なく援助が必要な方達なのです。
外出先でヘルプマークを付けている人を見かけた時は、何か援助が必要な方かな?
と少しでもよいので心にとめて欲しいと思います。
この少しでも気に掛けることが、大切であると感じます(*^^*)
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