子供のための防災の基礎知識その②
前回に続き、今回の子供のための防災の基礎知識についてのお話です。
前回のブログはこちら
災害が起きた時のために、スムーズに行動が出来るように家族で、どのように行動するのか話し合うことが大切です。
目次
家族で防災について話し合う

もしもの時に備えて、事前に家族の中で防災について話し合っておいて下さい。
部屋の中の安全対策や、家から避難所までのルート、緊急時の連絡方法を確認することから始めてみて下さい。
部屋は安全であるか確認する
家の中の安全対策は出来ていますか?
身の周りに危険がないか確認して下さいね。
高い所に重い物を置いていないか
地震の揺れで頭の上から重い物が落ちてくるとかなり危険です。
戸棚の上に重い物を置かない、大きな本棚では下の方に重い本、上の方に小さい本を置くなど工夫してみて下さい。
私の実家で、阪神淡路大震災の時にタンスの上にガラスケースに入った大きな人形が置いてあり、それが母の寝ていた布団の近くに落ちてきました。
母に当たらず、怪我は免れましたが、とても危険でした。
大切な物が1階にないか
地震、水害、土砂災害は2階の方が被害は少ないと言われています。
貴重品や、パソコン、DVD、CD、アルバムなどの大切な物は普段から2階に置くようにしましょう。
割れ物のある部屋に絨毯を敷いておく
グラスや、ワイン、陶器などの落ちると割れてしまう物がある部屋には、絨毯を敷いておくようにしてください。
こちらも私の実家での話ですが、家にワインボトルを飾っている部屋があり、そこはたまたま絨毯を敷いていた部屋でした。
何本か落ちてしまいましたが、割れずに無事でした。
玄関は片付いているか
いざと言う時に逃げる道が物で塞がれていて、逃げられない・・・
ということにならないように、日頃から、玄関の靴や階段などの荷物は片付けるようにしておいて下さい。
ドア付近に大きな家具がないか
ドア付近に大きな家具を置いていると、自身の揺れで倒れてしまった時、閉じ込められてしまう危険があります。
倒れてもドアの開け閉めに支障が出ないような家具の配置にするようにして下さい。
避難場所・避難経路の確認をしておく

災害が起きた時に、どこに避難をするのか、また、家族が別々の場所にいる場合はどこに集合するのかを、事前に家族で確認することも大切です。
避難場所を確認する
自分の住んでいる地域の避難場所を確認して、どの道を通るのかも家族で話し合って下さい。
実際に歩いてみる
実際に歩いてみて、狭い道や危険な場所がないか、時間はどのくらいかかるのか確認してみましょう。
実際に体感することで気づくこともあります。
家の中も確認する
玄関や廊下など、家の中の避難経路が確保されているかどうかも一緒に確認しておきましょう。
家族ともしもの時の連絡方法を決めておく

家族で災害が起きた時の連絡方法を決めておきましょう。
もし、連絡がつかなかった時に備えて、色々な方法を知っておくと、いざと言う時に役に立ちます。
災害伝言ダイヤルを使う
メールやSNSを使う
災害用伝言版を使う
玄関扉に伝言メモを貼っておく
この他に、同居している家族だけでなく、近くに住む親や祖父母の連絡先も確認しておいて下さいね。
☆おわりに☆

いかがでしたか。
今回、防災についての基礎知識のお話でしたが、本当に基本のお話でした。
このブログをきっかけに、災害が起きた時、安全に避難や対処が出来るにはどうしたらよいのか?
など、家族間で話し合ってもらえたら嬉しいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
最近のコメント