子供の考える力の伸ばし方

今回は子供達の考える力のお話をしたと思います。

近年、子供達の考える力の低下が注目されています。

この考える力の低下は私も子供達と過ごしていてとても実感します。

一言で【考える力】といいますが、【考える力】とはどういうことなのか、何故、【考える力】が必要なのかみていきたいと思います。

考える力って?

考える力とは、文部科学省や様々なところで重要性がいわれています。

内閣府のサイトで確認できる資料では、これからの子供達にとって育てていくべき資質や能力で3つ挙げられています。

どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか

主体性や多様性、協動性、学びに向かう力や人間性などを示します。

何を知っているか、そして何ができるか

個人での知識や技能を示します。

知っていることや自分ができることをどう使っていくか

思考力や判断力、表現力を知っていて、適切な場所で使えるか

【考える】とは、簡単に言うと【自らの判断で行動すること】を言います。

正解だけを求めるのではなくて、自分自身に聞いてよく考えて、自分の意見を出すことなのです。

これは、大人でも苦手な方はいるのではないでしょうか。

中々すぐには出来ないことかと思います。

しかし、このことが大切なのです。

親や大人である私達は、子供達に対して、「よく考えてね。」などと言いますが、実際、子供は何をどうやって考えていいのか具体的なことが分からなければ考えられません。

また、【考える】ということは毎日の生活の中で育っていき、習慣づけることが大切です。

私の現在の年長のクラスで、考える力をつけて欲しくて、言葉遊びというものをやってみました☆

そちらを紹介してみたいと思います(*^^*)

【実例】グループになって言葉を考えよう!

自由参観でことばすごろく

年長クラスで、グループに分かれて、話し合ったり、考える力をつけてもらいたかったので、ことばすごろくという遊びをしました。

ことばすごろくとは、先生が50音の書かれたカードをひいて、出した文字で言葉を考えます(【あ】ならアイスクリームなど・・・)

そしてその文字数すごろくで進み、1番にゴールしたグループの勝ちです。

これを何度か経験してから、自由参観日で親御さんに観てもらいました。

しかし、子供達は言葉自体あまりイメージが出来ずに、考えて話し合うということも慣れていませんでした。

これを見た私は、考えて話し合う以前の問題だなと感じました。

50音の書かれたカードでことば遊びをする

ことばすごろくでは、お題で出た文字をみんなで話し合うということが少し難しそうであったので、段階を踏んでみようと思いました。

50音の書かれたカードを各グループに渡して、そこで出来るだけ沢山の言葉を考えて、並べるという遊びをしました。

ここでも考える力です。

最初、自由に好きな言葉を作ってねと伝えると、中々言葉が作れなかったのです。

得意なグループはどんどん言葉を作っていきましたが、考えることが苦手なグループは苦戦していました。

そこで、テーマを決めてあげました。

動物の名前、虫の名前、食べ物の名前などとテーマを決めることで、やっと話し合って考えることが出来たのです。

大人が思いつかないような言葉なども考えて、楽しい時間になりました。

友達と話し合い考える力をつける

このように、考える力をつけるためには、段階が必要です。

考える力はすぐに備わるわけではありません。

言われたことしかやらない、自分の意見が言えないなど、考える力が低い子供は、早い段階から考える習慣を身に付けていくことが大切になります。

その為には、友達との対話が必要になります。

幼稚園や保育園生活の中で、様々な経験を通して、話し合うことで、考える力が付いていきます。

幼児期のこういった経験は今後の成長に欠かせないのです。

☆おわりに☆

いかがでしたか。

自分で考えて行動出来る子になって欲しいというのは、どの親御さんでも望まれることではないでしょうか。

今は難しくても、いつか大人になったら自分で考えられるんじゃないのか・・・などと思われている方もいるかもしれません。

しかし、考える力は、簡単に身につくものではありません。

段階を踏んで、時間をかけて身についていきます。

日頃から子供同士や、親御さんと会話が広げられるような言葉掛けをしていくことで、自然と考える力が付いていきます。

お子さんとの会話を楽しんで下さいね(*^^*)

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yuzu

yuzuです 大学を卒業後、幼稚園→一般職→保育園→幼稚園と働いてきました。 現在は、幼稚園で働いています。 経験年数は、今年で10年目です。 これまで300人以上の子どもたちを受けもちました。 保育者として日々感じることや伝えたいことをブログを通して発信していきたいと思います。

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