クリスマスの由来☆
前回はアドベントの話をしました。
アドベントのお話はこちら
今回はクリスマスの由来のお話をしたいと思います。
子供達にクリスマスのお話をする時にどうしたらいいかな?
と悩むことはありませんか?
中にはプレゼントがもらえる日!という印象しかない子もいるのではないでしょうか。
クリスマスのイベントを家族で楽しむために、子供達もクリスマスの由来を知っていると、より楽しむことが出来ます(*^^*)
クリスマスの由来について分かりやすく説明したいと思います☆
目次
クリスマスはどこからきたのか

クリスマスとは、どのようにして始まったイベントなのでしょうか。
クリスマスとは
クリスマスとは、イエス・キリストの降誕祭です。
降誕祭とはキリストの誕生日ではなく、キリストが生まれてきたことをお祝いする日と言われています。
イエス・キリストは今から約2000年前、ユダヤの町ベツレヘムの馬小屋で、聖母マリアのもとに生まれました。
この誕生をお祝いする日がクリスマスです。
しかし、クリスマスがいつ始まったのか、どういう形で始まったのかは、多くの教会では語られていません。
その理由は、聖書に書かれていないからなのです。
しかし、世界中でクリスマスの日が12月25日であると共通しているのには、代表的な由来があるからです。
それをみていきたいと思います。
クリスマスが12月25日である由来
クリスマスがいつ頃始まったのか正確な年代はわかっていません。
しかし、2世紀~4世紀頃に始まったという説が有力視されています。
ローマ帝国時代に、キリスト教は国教でありましたが、まだまだ人々に定着はなかったようです。
その頃、ペルシャから太陽信仰をしているミラトス教という宗教が伝わってきました。
このミラトス教は光の祭りという行事がありました。
この光の祭りという行事は1年で一番日が短くなる冬至の日に行われていました。
この日を境に昼が長くなり、それは、太陽の力が強くなっていくことを意味します。
この冬至が12月25日だったのです。
そして、ローマ帝国には、士着の祭りとして、農耕の儀式というのがありました。
こちらも12月25日前後に行われていたのです。
そこで、ローマ皇帝はイエス・キリストを【光】に例えて、光(太陽)の復活はキリストの復活として、士着の祭りをすべて一つにまとめて、12月25日をキリストの降誕祭に決めました。
このクリスマスの誕生は、異なる宗教同士の争いを少なくしただけではなく、キリスト教を広める大きなきっかけになったとされています。
クリスマスの言葉の意味

クリスマスの書き方でChristmasまたは、Xmasがあり、それぞれどういった意味があるのでしょうか。
Christがキリスト、Masはミサ(礼拝)という意味です。
クリスマスとはキリストのミサという意味になり、世界のキリスト教国では、キリストの降誕をお祝いする日になります。
もう一つのXmasはどうでしょうか。
クリスマスの語源はギリシャ語で、最初の文字がXになります。
新約聖書のほとんどがギリシャ語なので、ギリシャ語の頭文字からとってXmasとなりました。
どちらの表記の仕方も正しいのです。
クリスマスツリーやサンタクロースの由来

クリスマスにはかかせない、ツリーやサンタクロース。
これらにも由来があります。
クリスマスツリー
ツリーには、国によっては、色々な意味があります。
もみの木は、寒い冬にも葉を落としません。
それを【永遠の命・・・ずっと生きていられること】を意味するようになりました。
また、もみの木の間から見える星空をイメージして、キャンドルに火をつけて飾ったのが始まりになったとも言われています。
サンタクロース
サンタクロースは、キリスト教に聖人であるニコラウスの話からきています。
聖ニコラウスは、慈悲深い人物だったと言われています。
その中で、サンタクロースのモデルとなった話の一つに、貧しい家に窓から金貨を投げ入れたという話があります。
その時に、金貨が暖炉にかかっていた靴下に入ったので、サンタクロースが靴下にプレゼントを入れてくれるという風になったのです。
☆おわりに☆

いかがでしたか。
クリスマスの由来のお話をさせていただきました。
これらは、ほんの一部ですが、クリスマスを子供達と楽しむために、クリスマスについてお話してみて下さいね(*^^*)♡
クリスマスのお話でわかりやすい絵本もありますよ♪
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