【5歳】子供の嘘・・・嘘をつく時とその対応方法

今日は【子供が嘘をつく】お話をしたいと思います。

子供は天真爛漫で嘘はつかない・・・純粋だ・・・なんて言われる方もいるかもしれません。

私自身も、子供と接する仕事を始めるまでは、子供達は純粋だから大人を騙す嘘はつかない・・・なんて思っていました(^-^;

しかし、子供達は純粋だからこと、時に自分を守るための嘘をついてしまうことがあります。

大人の私達でも、つい自分のことを守りたくて、嘘をついてしまうことがあります。

子供達もそれと同じで嘘をつくことがあるのです。

子供が嘘をつく時は、何か理由がある時です。

しかし、理由があるからといって、嘘をつくことは良くありません。

今回は、子供が嘘をつく時はどんな時か、また、その対応方法をお話したいと思います。

子供は2種類の嘘をつく

子供が嘘をつく時はどんな時でしょうか?

嘘にも2つ種類があります。

その種類とは、見逃して良い嘘と注意しなければいけない嘘があります。

見逃してよい嘘なんてあるの!?と思われるかもしれませんが、見逃して良い嘘というのは、こうなって欲しいなという空想の中の嘘です。

空想の中の嘘というと、例えば、ぬいぐるみが喋った、空を飛んだことがあるなどの可愛い嘘です。

この空想の嘘は、子供が成長する上で欠かせないもので、現実と空想の区別がつくようになると、このような嘘はつかなくなります。

なので、この空想の嘘は、見守っていても大丈夫なのです。

それでは、注意しなければいけない嘘とはどんな嘘なのでしょうか。

それは、自分が叱られないため、罰を逃れたいためについてしまう嘘です。

この嘘も大人が追い詰めたり、問いただそうとすると、かえってよくない時もあるので注意が必要になります。

言いたがらない時には真実を無理に聞き出そうとしない

これは、知り合いのお母さんのお話です。

子供とお風呂に入った時に、背中に噛まれたあとを見つけました。

誰に噛まれたのか問い詰めても、答えませんでした。

そして、自分が噛んだとバレバレの嘘をついたそうです。

そこで、またお母さんが怒って、問い詰め、「○○君に噛まれた」と言ったそうです。

しかし、その後園に相談したお母さんによると、事実は違ったそうです。

噛まれたという○○君はその日園を休んでいたのです。

実際は、自分のお子さんが誰かに嫌なことをして、その反撃として噛まれていたのです。

噛まれた子の本当の名前を言うと、自分のやった悪い事もバレてしまうのが怖くて、嘘をついてしまったのです。

このように、「言いたくないなあ」と思っていることを問い詰められると、子供はするりと嘘をつくことがあります。

無理に口をこじあけようとしないで、「きっと、何かあるんだよね。話したくなったら教えてね」と言って、しばらくそっとしておくことも大切なのです。

【事例】言ったのに「言っていない。」というA君

これは、私の5歳児クラスで起こったお話です。

園庭で砂遊びをしている時に、砂で大きな山を作ることにハマっているB君という子がいました。

いつも一人でスコップを使って大きな山を作ります。

その大きな山を見た他の子供たちも一緒に手伝って更に大きな山になっていました。

私も最初、この場所で子供たちを見守っていたのですが、他の子供に呼ばれて少し離れた時に事件が起きました(^-^;

B君がとても大きな声で泣いていたのです。

すぐに駆け付けると、その場には、A君とCちゃんがいました。

話を聞くと、A君が「Cちゃんが山を壊したから、B君が泣いているんだよ。」と教えてくれたのですが、何だかみんなの様子がおかしかったのです。

Cちゃんに、本当に山を壊したのか確認すると、「A君が山を壊していいって言ったから壊したのに・・・。」と、とても悲しそうな表情で話をしました。

Cちゃんは意地悪で山を壊したつもりはなく、壊していいよって言われたから壊したら、B君が悲しくて泣いてしまったのです。

CちゃんはB君を泣かせようなんて思っていなかったし、こんなことになるなら、壊さなければ良かった・・・という気持ちになっていたのです。

A君に「CちゃんがA君が山を壊していいって言ったから壊したって言っているけれど、壊していいよって言ったのかな?」と確認すると、「僕は言ってない・・・。」と言いました。

しかし、この時のA君はとても挙動不審でした。

私は内心、あぁ、壊していいよって言ったけれど、まさかB君が泣くと思ってなくて、先生に怒られると思って、思わず嘘ついっちゃったんだなと思いました。

しかし、私はA君本人から本当のことを聞きたかったので、「A君本当に壊していいよって言ってないんだね。だけど、CちゃんはA君が壊していいよって言ったから壊したと言っているよ?Cちゃん、とても悲しそうな顔しているよ?B君は自分が一生懸命作った山が壊れて悲しくて泣いているよ?本当に何も言ってない?先生、A君から本当のこと聞きたいな。」と伝えました。

すると、ちょっと黙り込んだ後に「・・・間違えちゃった。壊していいよって言ったかもしれない。」と教えてくれました。

この時に、「間違えるわけないでしょ!や何故嘘をついたの!?」とA君のことは責めずに「そっか。間違えちゃったんだね。本当のこと言ってくれて先生安心したよ。」と、A君が本当のことを教えてくれたことを受け入れる表現で伝えました。

そして、A君はこの後、B君とCちゃんに「ごめんね。」と謝ることが出来たのです。

このようにA君は、本当は自分が「壊していいよ!」と言ったことに対して、こんな大事になってしまうとは想像がついていませんでした。

しかし、自分の言葉で、友達が悲しんで泣いている姿を見て、先生がその場にやってきて、まず初めに、叱られる!と思い、咄嗟に嘘をついてしまったのです。

ここで、本当のことをすぐに言うことが出来れば良かったのですが、つい嘘をついてしまいました。

この後のフォローで私は、叱られると思って嘘をつくことはいけないことを伝えました。

また嘘ばかりついていると、周りから信用されなくなってしまうことも伝えました。

このように、子供の頃から、何故嘘をついてはいけないのかということをしっかりと伝えていく必要があります。

☆おわりに☆

いかがでしたか?

子供の嘘には【空想の嘘】【罰を逃れたいための嘘】の2種類の嘘があることがわかりました。

嘘は時と場合によってはさらりと流してあげることも大切であることがわかったのではないでしょうか?

しかし、【嘘をつく】ということは、よくないことです。

今回のA君のように、自分を守るためについてしまう嘘も子供達にはあります。

もし子供が嘘をついてしまった時に気をつけたいことは、嘘をついてしまっても、子供の人格を否定しないで、認めてあげて、子供の何故嘘をついてしまったかということを知ろうとすることが大切になります。

子供とのコミュニケーションは、この姿勢を忘れなければうまくいきます。

子供に信頼される大人になりたいですね☆

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yuzu

yuzuです 大学を卒業後、幼稚園→一般職→保育園→幼稚園と働いてきました。 現在は、幼稚園で働いています。 経験年数は、今年で10年目です。 これまで300人以上の子どもたちを受けもちました。 保育者として日々感じることや伝えたいことをブログを通して発信していきたいと思います。

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