【子供の日常】クリスマス・ページェントで心の成長

今回は子供達の日常のお話をしたいと思います。

私は現在、幼稚園で年長の担任をしています。

経験年数は10年と長いのですが、年長のクラスの担任は初なのです。

小さい子供と関わることが多く、5歳児さんとの関わりは、小さい子供達とは違った学びが沢山あります(^^)

ブログの中でもちょこちょこそういったエピソードもお伝えしていきたいと思います!

クリスマスページェントとは?

キリスト教の幼稚園では、クリスマスの行事で、イエス様の誕生のストーリーを劇で再現します。

これを、クリスマス・ページェントと言います。

また、聖誕劇・降誕劇とも言います。

クリスマスと言えば、サンタクロースとトナカイというイメージが強いかもしれませんが、それは、アメリカで生まれた風習です。

本来のクリスマスでは、マリアとヨセフ夫婦、天使、羊飼い達、三人の博士、ベツレヘムの星など、イエス様誕生にまつわる人々がクリスマスのシンボルになっています。

クリスマス・ページェントのお話は簡単にするとこのような感じになります

・神の子を身ごもったマリアは、ロバの背中に乗って、夫ヨセフと共に故郷ベツレヘムへと向かいます。
・ベツレヘムへ着くと、宿屋は客でいっぱいで入れなかったので、馬小屋に泊まることになります。
・その夜にイエス様が生まれて、マリアとヨセフは飼葉桶(かいばおけ)の中にイエス様を寝かせます。
・神の子が生まれたことを、天使が荒野の羊飼い達に知らせて、羊飼いたちは馬小屋にお祝いにかけつけます。
・一方、ベツレヘムの星が西の空に輝くことで、イエス(新しい王)の誕生を知った東方の3人の博士は、貢物をもって、ベツレヘムの馬小屋を訪ねて、祝福をします。

このイエス様生誕にまつわるお話を、劇にします。

配役の決め方

イエス様生誕のお話を絵本で読み聞かせたあとに、子供達に何の役をしたいのか聞きました。

この時に人気のある役に集中してしまい、すぐに決めることは難しかったのです。

中でも人気のあったのは東の国の博士役でした。

この博士達の衣装がカッコ良かったからです。

そして、羊飼いやヨセフがどういった役なのか、いまひとつイメージが湧かなかったようで、イラストを見せながら、お話しました。

あと、天使が衣装でワンピースを着ていたので、女の子・・・というイメージがあったようです。

天使は男でも女でもなく、神様の使いであることを伝えると、男の子も「天使役をやってみたい!」

と言ってくれました。

こうして、各配役が決まり、劇の練習が始まりました。

ドキドキするけれど頑張っているA君

今回はA君という男の子を中心にお話したいと思っています。

A君は、少し場面緘黙があり、人前で自分の気持ちを伝えることや、発表することが苦手な子です。

場面緘黙、についての記事はこちらに詳しく書いています。

【子供】場面緘黙症・安心出来る環境を作ってあげることが大切です

年中の時はセリフをみんなで言っていました。

しかし、年長になるとセリフは一人で言います。

A君にとって一人でセリフを言うということはとても勇気がいります。

A君は劇のセリフは全て頭に入っています。

しかし、人前に立つとみんなに見られていて恥ずかしい・・・という気持ちの方が勝ってしまう為に、一人でセリフをいうことが難しかったのです。

私は、A君の様子を見ながら、劇を進めることにしました。

人前に立つと人より緊張してドキドキしてしまうA君・・・

舞台の上に立つだけでも凄いのです。

最初は私がセリフを言っていましたが、最終的には、加配の先生(配慮が必要な子に付いてくれる先生のことです)

が後ろに立って一緒にセリフを言うということで話が落ち着きました。

当日は、加配の先生と一緒にセリフをいうことが出来、無事に終わりました☆

子供の成長に合わせることが大切

今回のA君を例にお話させていただきましたが、日々の生活で子供達の成長に合わせることはとても大切なことです。

今回は、お母さんともかなり話合いましたが、何より、A君の気持ちを聞きました。

1人でセリフが言えないなら、友達とセリフを言ってみようか?

当日は、一人で舞台に上がりたいか?

先生が舞台には上がらず、舞台袖で見守った方がいいのか?

あれこれやりとりしてみて、最終的に落ち着いた答えが、

みんな一人でセリフを言っている場面で自分だけ友達とセリフを言うのは違う気がすること。

でも一人でセリフを言うのは恥ずかしいから、加配の先生がそばに居て欲しいこと。

自分の気持ちを教えてくれました。

クラスのみんなもA君が人前で話をすることが苦手なことは知っているので、誰も「何で、A君だけ先生とセリフを言うの?」と聞く子はいません。

A君がそうすることで安心して行事に参加することが出来るならと思い、このような形をとりました。

すると、当日は、加配の先生が教えて下さったのですが、A君は、ちゃんとセリフを言っていたそうなのです。

私はピアノを弾いてナレーターをしていたので、私の所まで声は届いてなかったのですが、

A君にとって、信頼している先生がいたからこそ、頑張ってセリフが言えたのだと感じました。

お母さんにも、セリフを言ったことを嬉しそうに伝えていたそうです。

☆おわりに☆

いかがでしたか。

今回、子供達の日常のお話でしたが、毎日幼稚園では様々な出来事があります。

色々な子供がいる中で、一人一人に合った関わり方をして、子供の成長に寄り添っていけたら良いなと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました(*^^*)♡

yuzu

yuzuです 大学を卒業後、幼稚園→一般職→保育園→幼稚園と働いてきました。 現在は、幼稚園で働いています。 経験年数は、今年で10年目です。 これまで300人以上の子どもたちを受けもちました。 保育者として日々感じることや伝えたいことをブログを通して発信していきたいと思います。

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