幼稚園を嫌がる子供の対処方法

新年度が始まり、子供たちは、何度か登園した頃ではないでしょうか。

 

しかし、新しい環境で、まだまだ戸惑いもあるのではないでしょうか。

 

そして、時に、「幼稚園に行きたくない・・・。」「お母さんと一緒に居たい・・・」と幼稚園に行きたくないと訴える子もいるかと思います。

 

そんな時、どのように対応してあげると良いのかお伝えしていきたいと思います。

 

幼稚園に行きたくない理由は?

 

 

幼稚園に行きたくない子は、前日の夜に明日は幼稚園ある?

 

など聞いてきたり、朝から、行きたくない・・・と泣いてしまったり・・・

 

嫌がっているのを無理に行かせるのも心苦しくなりますよね。

 

しかし、お母さんにも都合が色々とあり、困ってしまう方も多いかと思います。

 

子供が幼稚園に行きたくない代表的な理由として、いくつかあります。

 

・人間関係

・苦手なことや嫌いなことがある

・環境の変化

・お父さん、お母さんに甘えたい

・生活リズムの乱れ

・体調不良

 

これらの中で、4月に多いのは、環境の変化ではないでしょうか。

 

私のクラスでも、新年度が始まり、新しい環境で子供達はとてもよく頑張っています。

 

しかし、新しい環境の中、楽しいこと、ワクワクすることもある中、やはり疲れて帰って来ている子も中にはいるようです(^-^;

 

子供達は大人が思っている以上に幼稚園ではとてもよく頑張っています。

 

幼稚園から帰ってきたら色々とお話を聞いてあげて下さいね(*^^*)

 

子供の話を聞いてみる

 

どうしても幼稚園に行きたくない・・・子供が辛そうにしていると、お母さんも辛くなりますよね。

 

そんな時は、そんなこと言わずに、幼稚園言ったらお友達もいるし楽しいよ!行っておいで!

 

と子供の気持ちを無視して無理矢理連れて行くと、余計に幼稚園に行くことが【嫌なこと】という印象になってしまいます。

 

次の日も行きたくない・・・という気持ちになってしまうので、何故、幼稚園に行きたくないのか、しっかりと理由を聞いてあげて下さい。

 

しかし、中には、自分の気持ちを上手に表現できない子もいます。

 

そして、理由を言ったとしても、それが本当の理由とは限らなく、実際にそれだけではないかもしれません。

 

しかし、子供の話を聞いてあげることで、お子さんは、お母さんは自分の味方だと安心出来ます。

 

子供が成長しようとしている

 

子供が幼稚園に行きたくない・・・と感じることは、その子の成長するための壁でもあります。

 

この壁にぶつかることは、その子自身の世界が広がろうとしているからです。

 

そして、これまでの適応能力を広げていくチャンスでもあるのです。

 

しかし、この目の前にある壁を無理矢理乗り越えさせようとするのは逆効果になります。

 

子供にとっての目の前の壁が小さいものであれば、日々何らかの形でぶつかり、子供自身の力で乗り越えていけます。

 

しかし、幼稚園に行くんが嫌なほどの壁にぶつかった時は無理して乗り越えさせようとはしないようにして下さい。

 

親にとって、見た目が大したことのない壁に感じても、その子にとって体験した嫌な気持ちや不安、恐怖の大きさは中々理解することは、出来ないのです。

 

その思いを理解してあげずに、たいしたことないから、幼稚園に行っておいで!と無理矢理連れていくと、子供の不安はますます大きくなってしまうのです。

 

幼稚園に行きたくないといって登園拒否をした子の事例をあげたいと思います。

 

【事例】トイレが不安で幼稚園に行けなくなったAちゃん

 

これは、以前受け持った私のクラスの女の子のお話です。

 

Aちゃんは年長組の女の子で、友達関係も良好で楽しく幼稚園に通っていました。

 

正確はとてもマイペースでちょっぴり頑固な一面もあります。

 

なにがマイペースかというと、トイレです。

 

朝の会が始まる前や、外遊びに行く前に子供達はトイレに行くのですが、とてものんびりしていて、いつも最後に帰ってくるのです。

 

友達みんなが待っていても気にしない性格で、いつも活動前はAちゃん待ちでした。

 

友達を待たせていても気にしないAちゃんに私は様子を見ていましたが一行に気にする気配がないので、お母さんとも相談して、Aちゃんに周りを見て行動することの大切さを伝えました。

 

Aちゃんのお母さんもこれには困っていて、お家でも急ぐことがないので、幼稚園では集団生活であること、友達は待ってくれていることを伝えたのです。

 

すると、そのことをきっかけに、次の日から、幼稚園に来られなくなったのです。

 

幼稚園に行く時間が近づくと、トイレに行きたくなり、トイレから出られなくなるようで、1週間ほど休みました。

 

Aちゃん自身も幼稚園は好きで、行きたい気持ちはあるのですが、どうしてもトイレが気になってトイレから出られない・・・

 

お母さんと連絡をよく取り合い、Aちゃんの今後について話をしたのですが、精神的なものがあるので、無理に登園させないようにしましょうということになりました。

 

しばらく様子を見ていましたが、2週間近く休んでしまった時には、さすがに様子を見るだけではいけないと思い、お母さんと幼稚園に来ても大丈夫であること、トイレが心配ならいつでも行って大丈夫であること、帰りたくなったら、お母さんと帰っても大丈夫であることを伝えました。

 

すると、次の日にお母さんと一緒にお昼頃から登園してくれたのです。

 

Aちゃんにとって、一人でバスに乗って幼稚園に来て一日過ごすという壁は思った以上に高かったのですが、お母さん一緒で、帰りたければ帰っても大丈夫という安心材料を伝えてあげることで、Aちゃんは幼稚園に来ることが出来たのです。

 

子供の気持ちに共感をし、受け入れる

 

このようにAちゃんのように一つのきっかけで、幼稚園に来られなくなってしまうこともあります。

 

しかし、子供が壁を乗り越えるには時間と安心出来る環境が必要になります。

 

子供達は自分の気持ちのコントロールをすることがまだまだ未熟で難しいので、親の手助けが必要になります。

 

子供の気持ちに共感し、受け入れてあげることで、子供達も安心できるのです。

 

Aちゃんはその後、卒園するまで登園出来る日が数少なかったのですが、小学校へ行った今、元気に登校出来るようになりました(^^)

 

☆おわりに☆

 

いかがでしたか。

 

今回の事例のAちゃんのようにちょっとしたことがきっかけで、幼稚園に行きたくない、行けないと行き渋りしてしまうことがあることが分かりました。

 

子供が幼稚園に行きたくないと言うことがあれば、お母さん一人で抱え込まないで、色々な人に相談したり、子供の様子を見ながら、対応していけると良いですね。

yuzu

yuzuです 大学を卒業後、幼稚園→一般職→保育園→幼稚園と働いてきました。 現在は、幼稚園で働いています。 経験年数は、今年で10年目です。 これまで300人以上の子どもたちを受けもちました。 保育者として日々感じることや伝えたいことをブログを通して発信していきたいと思います。

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