【幼児期の子供の問題行動】子供の行動には目的があります

今日は子供の【問題行動】のお話です。

 

よく聞くお話で、下の子が生まれると、上の子が不安定になってしまう・・・というこがありますね。

 

これは、上の子が下の子に対して、「ママの愛情が取られた」と思い、不安な気持ちになってしまうからです。

 

幼稚園や保育園でも、親の愛情を独り占めしていた子が上の子になって、気持ちが不安定になり、お母さんから相談をいただくことがよくあります。

 

また、ダメと言っているのに同じことを繰り返す、他の友達が嫌がることをするなどもありますね。

 

子供の問題行動はこのようなことだけではなく色々とあります。

 

今回は幼児期に見られる問題行動の原因や対処法をお伝えしたいと思います。

 

幼児期にあるよくある問題行動とは?

 

問題行動というのは、お父さんお母さんや大人達を困らせてしまう行動のことをいいます。

 

どういったものがあるのか見ていきたいと思います。

 

嘘をつく

 

子供は成長していくと、悪いことをすると叱られるということがわかってくるので、自分の保身のために嘘をついてしまうことがあります。

 

たまの嘘なら成長の証になりますが、つかなくてもいい嘘をついてしまう時は、何か問題を抱えている可能性があります。

 

聞こえているのに聞こえていないふりをする

 

こちらが何を言っても知らんぷりをして返事をしないで、聞こえていないふりをします。

 

反応がないとついイライラして声を荒げてしまった・・・という話を聞きますね。

 

注意しても同じことを繰り返す

 

止めなさい!と注意をしても、すぐに同じことを繰り返します。

 

その行為が危ないことや、誰かを攻撃することであっても止めようとしないので、こちらも悩んでしまうのではないでしょうか。

 

すぐに暴れたりものを壊したりする

 

何かあるとすぐに癇癪を起こして、暴れたり、ものに八つ当たりをしてしまいます。

 

これは意味のない行動のようにも見えますが、実は子供にとって癇癪を起こす時にはきちんとした理由があると言われています。

 

このように子供達の音大行動には個人差がありますが、それぞれに特徴があります。

 

幼児期は、自我や独立心が芽生えて、自分に注目してもらいたい、気づいてもらいたい、自分でやりたいという欲求が出てくる時期です。

 

こういった欲求が満たされないと癇癪を起こしたり、怒りや乱暴な行動に出てしまうようになるのです。

 

問題行動は構って欲しい、甘えたい気持ちが表れている

 

つかなくてもよい嘘をついてみたり、何度注意しても同じことを繰り返したりするときは、子供からの構って欲しい、甘えたい気持ちが隠れている可能性があります。

 

自分に注目してほしいのに無視されたり、おざなりに扱われてしまった時、子供は、ただ話しかけただけではダメなのだと思い、大人が嫌でも自分に注意を向けてくれるような状態を作ろうとします。

 

そういった行動が、癇癪を起こすであったり、大げさな話や嘘であったり、他人への攻撃だったりするのです。

 

アドラー心理学では、子供の気まぐれに見える行動や、我がままに見える行動、めちゃくちゃに見える行動にも、全てにきちんと【目的】があると言っています。

 

特に題名にもなっている【問題行動】と言われる行動には、必ず目的があると言われています。

 

なので、子供が、問題行動を起こしたら、叱る前にその目的、何の為にその行動を取っているのかを探っていくことが大切になります。

 

最近、子供にどのような変化があったか、叱られている時にどんな顔をしているか、取った行動でどんな出来事が起きたかなど、色々と考える必要があります。

 

すると、【お母さんに構って欲しい、甘えたい】ということがわかってきます。

 

目的がわかったら、それを別の方法で満たしてあげると良いです。

 

具体的に言うと、普段の行動や、良い行動に目を向けてみて下さい。

 

すると、子供は悪いことをしなくてもお母さんに見てもらえる、ということがわかります。

 

それがわかると、お母さんに注目してもらいたいという好ましくない行動が減っていきます。

 

普段の行動、良い行動ってどんな行動?

 

となるかもしれませんが、本当に些細なことでいいのです。

 

朝、子供が目覚めた時に、「朝、ご機嫌で目が覚められたね!○○ちゃんが笑っていると、お母さんも嬉しいな。」

 

また、少し手が空いた時に膝に抱いて「大好きだよ。」と伝えてみて下さい。

 

子供も安心して気持ちが満たされていき、注目を集めようとする行動も消えていきます。

 

大人の【当たり前】で叱っていませんか?

 

大人には、これまで生きてきた中で、理想や常識、ルールを身につけていきます。

 

そんな中で、【当たり前】という考えが出てきます。

 

【当たり前】や常識に沿わない行動(これを問題行動とも言います)をとってしまう子供がいると、つい、頭ごなしに正してしまいたくなるかもしれません。

 

しかし、子供は色々な目的を持っていて、それに従って行動しています。

 

子供が問題行動を起こしてしまった時、当たり前の常識から外れた行動と捉えずに、何故、そういった行動をしてしまったのかという所に目を向けてあげて下さい

 

☆おわりに☆

 

いかがでしたか?

 

子供たちには、子供達の目的があってそれに従って行動をしています。

 

この子は、どういう気持ちでこんなことをしているのだろう?

 

この行動にはどういう意図があるのだろう?

 

子供をじっくり、見て、見つけてあげることが大切です。

 

じっくり見ることで、「あ!そういうことだったのか!」と気づくことが沢山あるかと思います。

 

子供たちの行動には全て目的があることを忘れないで欲しいと思います。

 

大人の常識や物差しで判断してしまわないで子供と関わることで、子供達を安心して過ごすことが出来ます。

yuzu

yuzuです 大学を卒業後、幼稚園→一般職→保育園→幼稚園と働いてきました。 現在は、幼稚園で働いています。 経験年数は、今年で10年目です。 これまで300人以上の子どもたちを受けもちました。 保育者として日々感じることや伝えたいことをブログを通して発信していきたいと思います。

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