子供が可愛いと思えない心理は、自然なことであり、誰でも起こりうることです

今日は、自分の子供が可愛いと思えないと悩むお話をしたいと思います。

 

我が子を産んで、子育てをして、テレビやSNS、周りの話を聞いて、「子供は愛おしい存在」「自分の分身」「可愛すぎてたまらない」など耳にするのではないでしょうか。

 

そして、このような子育て論を話されている方はなんだか素敵なようにも見えてしまいます。

 

しかし中には、母親には母性があって当然のように見られているこが、しんどくなってしまうお母さん方も多いそうです。

 

それは、他のお母さんと比べてしまったり、可愛く写っている写真ばかり載っている育児雑誌の影響だったりすることが多いようです。

 

そして、根本的原因の多くは、育児疲れにあるのです。

 

それではみていきたいと思います。

 

子供が可愛いと思えないのは自然な感情

 

子育ては想像以上に大変です。

 

例えば、子供の夜泣きがひどくてほとんど眠れない日が続いたり、昼間も子供と片時も離れられないため、自分の洋服を買いに行ったり、美容院に行くことも出来ないなどのストレスが想像以上に大きいことがあります。

 

そして、段々と育児を楽しむどころではなくなってしまうのです。

 

お母さんがひどい寝不足の中、子供が言うことを聞かず、泣き叫んだり、我がままにしていると、思わず手をあげたくなることもあるかと思います。

 

大声で叱ったりしたくなるのは無理もないことであり、子供を可愛いと思えない時もあるのが、自然な感情なのです。

 

このような感情は、たいていのお母さんに多かれ少なかれあるものなので、自分を責めないようにしてください。

 

そして、子供を可愛いと思えない自分を受け入れてあげてください。

 

他のお母さんと比べる必要は全くなく、そんな時は育児雑誌や育児本も見るのをやめてみて下さい。

 

無理して子供と関わらないようにする

 

こんな感情はいけないと思いながら無理して子供に沢山触れようとすると、その時の気持ちが子供にストレートに伝わってしまいます。

 

無理に関わろうとすると、お母さん自信が、楽しくない気持ちで子供とスキンシップをとったり、可愛がろうとしても、子供は余計に不安になってしまいます。

 

子供と関わるのがしんどいな・・・と感じる時は、少し肩の荷を降ろしてみて下さい。

 

そして、辛い時は、少しだけ子供と離れてみてください。

 

どうしても難しい時は、おばあちゃんや周りの人に一時的に預かってもらってみてください。

 

それも難しい時には、地域の子育て支援か活用してみましょう。

 

最近では、色々な子育てに関するプログラムや支援センターなどがあり、このような所では必ず相談に乗ってくれる専門の方がいます。

 

そういった場所で、お母さん同士で話をすることも、良い気分転換になります。

 

中でも、第一子の子供を育てているお母さんは、子育てが初めての経験なので、一般的な子供の様子がわからないことが多かったりします。

 

例えば、子供が、友達のおもちゃを取る、おもちゃを投げつける、食べ物を吐き出すなど、そういった行動をした時に、育て方が良くなかったのかな・・・と悩んでしまうことがあります。

 

しかし、同じ年代の子供を持つお母さんと話をすれば、どこの子供も大変なのだなと感じることが出来ます。

 

話をすることで、心が安定することもあります。

 

子供と程よい距離感を作るようにする

 

子育ての中での知識として、【第一次反抗期=イヤイヤ期】というものがあります。

 

イヤイヤ期はよく耳にする言葉だと思いますが、この時期の子育てには必ず手を焼きます。

 

それまでの受身的な態度から、突然なんでも「イヤ!」と連発したり、自分の意志が通るまで我がままを言ったりするのです。

 

しかしその行動は、子供の心が健全に育っているという証拠でもあり、このような知識があるだけでも、お母さん自身の気持ちが楽になります。

 

子供が友達に危険なことをする、電車の中で騒ぐなど、他人に迷惑をかけるような時は、きちんと話をして、やめさせるべきですが、その他はなるべく、おおらかに温かく見守る気持ちでいることが大切です。

 

子供とある程度、距離感があって、お母さんの心に余裕があることで、子供が可愛く思えるようになっていきます。

 

☆おわりに☆

 

いかがでしたか?

 

子供のことを可愛いと思えないという感情は、子育ての中では自然と出てくる感情であることがわかりました。

 

真面目なお母さんほど、色々悩んでしまう方が多いように感じます。

 

1人で抱え込んで悩み過ぎずに、誰かにその気持ちを伝え、少しでも心が軽くなって欲しいと思います。

 

子供と適度な距離感を持ち、時には気分転換をしてみてください。

 

そして、少しずつで良いので、子供の可愛いと思えるところを見つけてみてください。

 

寝顔を見る、笑いかけてくる表情を見るなど何でもよいです。

 

そして軽く触れてみてください。

 

優しく楽しい気持ちになってくると思います。

 

毎日そのような機械を作って続けているうちに子供はいつのまにか成長します。

 

一人で悩まないで下さいね。

 

お母さんの心に余裕が持てるようになることを願います(^^)

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yuzu

yuzuです 大学を卒業後、幼稚園→一般職→保育園→幼稚園と働いてきました。 現在は、幼稚園で働いています。 経験年数は、今年で10年目です。 これまで300人以上の子どもたちを受けもちました。 保育者として日々感じることや伝えたいことをブログを通して発信していきたいと思います。

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